LGBTs

LGBTsに色分けはある?8色→6色に変わったレインボーフラッグに隠された色の意味とは

LGBTsを象徴するもののひとつとして、レインボーフラッグがあります。プライド月間や、LGBTsについての話題のときに、虹色の画像や映像が使われているのを目にしたことはないでしょうか。

さまざまなファッションブランドやメーカーでも、レインボーグッズを発売してLGBTsコミュニティーをサポートする意思を示すような動きもあります。

ただ、レインボーといっても、現在LGBTsに関連して使われている”レインボー”は7色ではなく、6色です。もともと8色のレインボーとして使われ始めたのですが、さまざまな経緯をたどって現在6色での使用がメインとなっています。

それぞれの色に込められた意味や、色数の変化の経緯なども踏まえて、レインボーフラッグの色分けを見てみましょう。

レインボーフラッグってなに?

なんとなく目にしたことがあるかもしれませんが、その意味やレインボーフラッグが掲げられるようになった経緯などをご存知でしょうか。

まずはレインボーフラッグとはなにかについて説明します。

レインボーフラッグはLGBTsのシンボルともいえる存在

今では、レインボーフラッグを目にしただけでLGBTsに関するものであると理解する人も増えてきているかもしれません。実際にシンボルとしてこの虹色が使われることも多いです。

あらゆるセクシュアリティを尊重すること、そしてさまざまな色を織りなす虹のように、セクシュアリティも多様であることが表されています。

LGBTと言葉で表すとき、この4つのアルファベットはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのことですが、レインボーフラッグはこれらを含めたさらに多くのセクシュアリティを示しているということがわかります。

発案者はアーティスト、ギルバート・ベーカーさん

もちろん、このレインボーフラッグにも発案者がいます。サンフランシスコでアーティストとして活動していたギルバート・ベイカーさんです。また、1978年に開催された「サンフランシスコ・ゲイ・フリーダム・デイ・パレード」で公に使われたことが始まりとされています。

ギルバートさんのインタビューでは、1978年6月25日に初めてレインボーフラッグを使用したと明確に日付を答えている場面もありました。

1970年代、ゲイの解放運動が活発化していたアメリカでは、ヒトラー政権下で男性同性愛者に目印として使われていたピンクトライアングルがシンボルとして使われていました。しかし、ナチスドイツにおいては、同性愛者は劣等な遺伝子によるものだと考えられていたりと、マイナスでネガティブなイメージがほとんどだったのです。

そんなイメージを一新し、美しいシンボルになりうるものを見つけようとしたところ、虹がぴったりなのではないか、という考えに至ったそうです。このような流れで、虹が、新たなシンボルとなりました。

何通りもの意味を読み取ることができるほど色とりどりで、世界中のどこにでも見つけることのできるユニバーサルなものこそ、虹だったというわけです。

レインボーフラッグの色分けの意味合いとは?

レインボーフラッグとはなにか、またレインボーフラッグが考え出された経緯を説明したところで、この6色の色分けについてもお話したいと思います。

現在使用される6色にはそれぞれ意味がある

そもそも、レインボーフラッグに使用されている6色とは、赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫です。

赤は生命を表し、癒しを意味するオレンジ、さらに太陽を象徴する黄色、自然を代表する緑、平穏や調和を表す青、さらに精神を示す紫の6つです。

それぞれの色は、いずれかのセクシュアリティを表しているのではなく、どんな世界にもある自然や生命、精神性などの意味が込められています。レインボーフラッグは、セクシュアル・マイノリティだけでなく、あらゆるセクシュアリティへ向けられたものであることがわかります。

最初は8色だった その色分けと意味は?

今では、すでにご紹介した6色が使用されたレインボーフラッグが主流ですが、もともとは上記の色にピンクとターコイズをあわせた8色の予定でした。

ピンクはセクシュアリティを表し、ターコイズは芸術を象徴する色でした。また、6色のときに使われている青色は、もともと藍色だったのです。

ピンクが外されたのは、1970年代当時、手染めをする際にピンク色の生地を見つけることが困難だったことが理由です。大量生産する必要があったフラッグに、貴重な生地や染色を使うことはできませんでした。

また、1979年、街灯にレインボーフラッグを掲げた際に、街灯の柱と重なって1色が隠れてしまうハプニングがあり、これを機に7色から6色へと変化しました。ここで初めて、現在主に使われている6色が誕生したのです。

レインボーフラッグを掲げることが意思表示や支援にもつながる

LGBTsの象徴ともいえるレインボーフラッグと、その色分けやそれぞれの色に込められた意味について少しでも知識を増やしていただけたでしょうか。

レインボーフラッグ自体は知っていても、それぞれの色に込められた意味や、もともと8色だったものが6色になった経緯などは初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。

レインボーフラッグは、旗として掲げる以外にも、虹色のものを身に着けてLGBTsの象徴とする風潮も高まってきています。セクシュアル・マイノリティの当事者が身につけるだけでなく、セクシュアル・マイノリティの人々を支援したり、一緒に活動したりするアライの人がレインボーなものを身につけたりすることもあります。

もちろん、必ずしもみんなが虹色のものを身につけているわけではありませんし、そうしなければいけない、というものでもないのですが、LGBTsのひとつの象徴として服やアクセサリーなどにレインボーなものを持っていると、ふとしたところで仲間を見つけることができたり、同じ方向を向いて歩める人に出会ったりすることもあるかもしれません。

神秘的で、自然のもので美しく、さらに特有の6色を持つレインボー、良いですよね。

◎この記事を書いた人・・・藤枝あおい
ほそぼそとライターとして活動中です。休日は1日中家で寝ていたい派。引っ越しの予定はないものの、ぐっすり眠れそうな物件情報と間取りは頻繁にチェックしています!

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