ゲイバーとはどんなところ?予算は?徹底解説します!

こんにちは!2000年生まれのアライ、inoです!
今回は、ゲイの方が経営する「ゲイバー」について。どんなところなのか、ルールがあるのかなど、気になる方も多いでしょう。
そんな方のために、ゲイバーについてを徹底解説していきたいと思います!ゲイバーに興味がある方の参考になれば幸いです。
ゲイバーとはどんなところ?
ゲイバーとは、男性同性愛者である「ゲイ」の方が営むバーのことです。ゲイの方が多く集う場所ではありますが、なかにはほかのセクシュアリティの方もいらっしゃいます。
また、ゲイバーというとゲイの方が集う場所が一般的には言われていますが、女装をした男性が異性愛者の方へ接客する場所もゲイバーということがあります。
そして、後ほどご紹介しますが、ゲイバーには主に営業スタイルが3つあります。営業スタイルによっては入れないゲイバーもあるので、注意しておきましょう。
ゲイバーの営業スタイルとは
ゲイバーの営業スタイルは、以下の3つです。
- メンズオンリー
- ミックスバー
- 観光バー
それぞれ解説していきますので、特徴を捉えておきましょう。
メンズオンリー
メンズオンリーのゲイバーは、その名の通り入店できるのがゲイの方のみになっています。それ以外のセクシュアリティや性別であるとみなされた場合は入店ができません。
そのためゲイの方以外でゲイバーに行きたいと考えている方には、ミックスバーか観光バーをおすすめします。
一方、ゲイの方が恋人や友人を求めるなら、間違いなくこのメンズオンリーのゲイバーが最適です。出会いの場として有効活用することができます。
ミックスバー
ミックスバーは、メンズオンリーと観光バーの間の規制がかかっているゲイバーです。セクシュアリティ問わず入店できることが多く、理解もされています。
ただし、ミックスバーとはいっても訪れる人はゲイの方が一番多いです。そのため、よりいろいろなセクシュアリティの方と出会いたい場合は観光バーに行くのがおすすめです。
観光バー
観光バーは性別やセクシュアリティにかかわらず、誰でも歓迎のゲイバーです。観光向けのバーのため、ゲイのスタッフやマスターからのおもてなしも充実しています。
ゲイの方以外でゲイバーを利用したい方、ゲイバー初心者の方はまず観光バーに行ってみるのがおすすめです。
ゲイバーの予算
ゲイバーは、チャージ代と飲食費がかかることが一般的です。チャージには席料と簡単なおつまみ代が含まれています。
飲食費はバーによって異なりますが、大体お酒1杯1,000円前後であることが多いです。ボトルを入れて飲む場合は4,000円から5,000円ほどが相場になっています。
つまり、あまり高価な値段ではないということです。
また、ゲイバーは良心的な店が多いため、ぼったくられることもあまりありません。あまりお金を使うつもりがない場合は、2万円~3万円ほど持っていけば十分でしょう。
ゲイバーのルール
続いて、ゲイバーを利用するなら知っておきたいルールをいくつかご紹介します。
- 羽目を外しすぎないこと
- ショット1杯で居座りすぎないこと
- 自分のイメージを押し付けないこと
こちらを覚えていると、周りに迷惑をかけず楽しい時間を過ごせるはずです。
羽目を外しすぎないこと
ゲイバーに限らない話ですが、羽目を外しすぎるのは厳禁です。お酒が入り、会話も盛り上がってくるとついつい気持ちまで高ぶってくることはあるかと思います。
しかし、だからといって羽目を外しすぎてしまうと周りのスタッフやお客さんに迷惑をかけてしまいます。
理性はしっかりと保ち、お酒を飲みすぎて失敗…なんてことがないように気を付けましょう。
なんでも行き過ぎて良いことはありません。ほどほどに楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。
ショット1杯で居座りすぎないこと
ゲイバーもしっかりとした「お店」です。そのためあまりに長時間なにも頼まないで過ごしていると、店の利益が発生しなくなってしまいます。
そのため適度にお酒の注文は行うようにしましょう。お店からしても、なにも頼まないで居座りすぎる人は良いイメージを持ちません。
特に混雑時には、長居しているだけの人は迷惑がられてしまうことが多いです。もしお酒が弱いという方は食べ物を注文したり、スタッフの分のお酒を注文して飲んでもらうことで喜んでもらえます。
自分のイメージを押し付けないこと
一口にゲイバーと言っても、その形態は様々です。また、スタッフやマスターの性格も異なっています。
テレビでゲイの方を見た人はどうしても「はっきり説教をしてくれるイメージ」や、「物事をズバズバ言うイメージ」があるかもしれません。しかし、そのイメージは必ずしも合っているとは限りません。
なかにはおとなしめの性格をしている方もいますし、説教をすることを好まない方もいます。そのため「ゲイの方はこういうものだろう」といったイメージをスタッフやマスターに押し付けないようにしましょう。
ゲイバーに興味がある人の疑問にお答え
ここからは、ゲイバーに興味があるけれど一歩踏み出せないという方が抱きがちであろう疑問にお答えしていきます。
- どんなことを話せばいいのか分からない
- いつゲイバーに行けばいいのか分からない
疑問を解消しておけば、ゲイバーへのハードルは下がっていき、より出向きやすくなるでしょう。
どんなことを話せばいいのか分からない
ゲイバーに行きたいけれどどんなことを話せばいいのか分からない……そんな方は多くいます。結論から言うと、心配する必要は全くありません。
ゲイバーのスタッフはこちらを楽しませようと様々な質問を用意してくれたり、話題のネタを振ってくれたりします。そのため、自然に身を任せて会話を楽しむことがおすすめです。
もしどうしても会話のネタを作っておきたいのならば、恋愛事情や地域情報、旬の芸能ネタなどを用意しておくと良いでしょう。
ただ、相手も接客のプロですので身構える必要はありません。
いつゲイバーに行けばいいのか分からない
初心者の方は、どのタイミングでゲイバーに行けばいいのか分からないこともあるでしょう。
おすすめは平日に行くことです。なぜかというと、平日は週末に比べて混雑していないことが多く、スタッフやマスターも一人一人のお客様に丁寧に接客してくれることが多いからです。
そのため初めてでも気を使って色々と質問をしてくれるでしょう。また、平日は一人で来店する人も多いので、会話のきっかけが生まれやすいです。
反対に、休日にゲイバーに行くのは避けておいた方がいいかもしれません。混雑しているうえに常連客も多く、なかなか店の雰囲気になじめない場合もあるからです。
休日にゲイバーに行こうとしている初心者の方は、ある程度様子を見ながら無理をせず楽しむようにしましょう。
ゲイに聞いたゲイバーで気をつけたい言動
実際にゲイバーで働いていたことがあるゲイの方に、ゲイバーで気をつけたいストレートの言動についてお伺いしたので参考にしてみてください。
- ゲイで遊ぶ為にゲイバーに遊びにくるのはやめた方が良いかも
- 興味本位で色々聞かれすぎるとキツいかも
- ゲイも十人十色だということを理解してほしい
セクシュアリティに関することはとても繊細な部分でもあるので、大人のマナーを守った上で適度な距離を保ちつつ話を聞くようにしましょう。
ゲイで遊ぶ為にゲイバーに遊びにくるのはやめた方が良いかも
ゲイはテレビなどの印象で陽気なイメージがあるかもしれませんが、恋愛対象が男性というだけで基本的には他の部分はストレートの男性と変わりません。
一人の人間として感情もありますし、ゲイであることを弄られると不快な気持ちを感じる方だっているはずです。お互いを尊重してゲイバーを楽しむようにしましょう。
興味本位で色々聞かれすぎるとキツいかも
ゲイについて理解を示してくれるのはとても嬉しいのですが……性的な部分でもあるので興味本位で色々と聞かれるのはキツいかもしれないとのことでした。
中には夜の営みについて聞いてくるようなお客さんもいて、返答に困ったこともあったそうです。何か質問をするときには自分が聞かれても嫌なことではないか一度考えた方が良いでしょう。
一般的にセクハラと言われてもおかしくないようなことは、一度考えて口にした方が良さそうです。
ゲイも十人十色だということを理解してほしい
ゲイと一言でいっても人によって違う場合があります。例えばお話をお伺いしたゲイの方は、ゲイであると同時にノンセクシュアルでXジェンダーとのことでした。
ノンセクシュアルというのは恋愛感情はあるけれど、他人に対して性的欲求を抱かないというセクシュアリティです。つまりお話をお伺いしたゲイの方は、男性を好きにはなるけれど、性的欲求まではないということになります。
ゲイと一括りにしたり偏見を持ったりはせずに、ゲイバーを楽しむようにしましょう。BL漫画などで得た知識とリアルは全く違うことがほとんどです。
【まとめ】ゲイバーとはどんなところ?予算は?徹底解説します!
ここまでで、ゲイバーについて様々な観点からご紹介をしてきました。
ゲイバーは一見行きづらいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。初めて行くという方でも優しく、こちらが楽しめるように配慮をしてくれるお店がほとんどです。
もし一人で行きづらいという方は、人を誘って一緒に行ってみることもおすすめです。ゲイバーを体験することで、今まで知らなかった新しい世界を知ることができるようになるかもしれないです!
この記事がゲイバーについて知りたい方にとって参考になれば幸いです!
ino
2000年生まれのアライ。ライターとブロガーで活動しています。実年齢-5歳に見られがち。豚骨ラーメンを愛してやみません。twitter→@ino45092996