どうもこんにちは!Xジェンダーでノンセクシュアル、生物学上「男性」で恋愛対象は「男性」のけんごです。

本記事ではXジェンダーが普段感じているであろうXジェンダーあるあるをXジェンダー無性の視点から紹介していきます。

Xジェンダーについて知りたい方や、他のXジェンダーってどんな感じなんだろうって気になる方、良ければ参考にしてみてください!

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Xジェンダーとは?

Xジェンダーは、一般的に男性や女性といった二元的な性別に当てはまらない性のあり方を指します。LGBTsの中でも、Xジェンダーはまだあまり認知が広がっていないことも多いですが、実際には多くの人々がこの性のあり方を持っています。Xジェンダーの特徴として、性自認が中性、両性、無性、または流動的であるなど、さまざまなパターンが存在します。

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Xジェンダーの多様性

Xジェンダーは、ひとくくりにしてしまうことが難しいくらい、多様な性のあり方が存在しています。例えば、性自認が「中性」だと感じる人は、どちらの性にも属さず、まさに中立的な立場を取ることが多いです。また、日によって性の感覚が変わる「性流動性」の人もいます。このように、一人ひとりが感じる性のあり方は異なり、それぞれに個別の意味があります。

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性別を超えた自由な自己表現

Xジェンダーの人々は、自分自身の性を表現するために、性別に縛られない自由なスタイルを選ぶことがよくあります。外見や服装、名前の選び方も、男性・女性の枠にとらわれず、自分らしさを大切にする傾向があります。そうした自由な表現が、Xジェンダーにとって自分らしさを表現する大切な要素です。しかし、その一方で、社会的な期待や制度の壁に直面することも少なくありません。

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文化や国ごとのXジェンダー認識

Xジェンダーに対する認識は、文化や国によって大きく異なります。例えば、欧米諸国では、多様な性のあり方が徐々に受け入れられつつあり、Xジェンダーとしての自己認識や法的な性別変更がサポートされている国も増えています。特に、カナダやオーストラリアでは、性別欄に「X」という選択肢が設けられ、パスポートや公的書類で選べる制度が導入されています。

一方、日本においては、まだまだXジェンダーへの理解は十分に広がっていないのが現状です。日本の法律では、性別を男性か女性のいずれかに限定しているため、Xジェンダーの人々が自分の性を法的に認めてもらうのは難しい状況にあります。加えて、社会的な認識も遅れているため、日常生活の中で戸惑いや不便を感じることが少なくありません。

ただし、アジアの一部の地域では、昔から二元的な性別を超えた文化的な存在が認められていた事例もあります。例えば、インドの「ヒジュラ」やタイの「カトゥーイ」など、長い歴史を持つジェンダーのあり方があります。これらは、Xジェンダーに近い概念として捉えられ、現代社会にもその影響が残っています。

Xジェンダーの僕が日頃感じているXジェンダーあるある10選!

Xジェンダーの僕が日頃感じているXジェンダーあるある10選!

書類などの性別選択で1度迷う

書類やアンケート、ネット上の占いなどで自分の性別を求められたとき、「男性」「女性」どちらも選べない…選びづらく感じるのはXジェンダーあるあるなのではないでしょうか。

昔から何度も経験しているはずなので、いい加減慣れたらいいのにと思っても、毎回性別の選択を迫られると迷ってしまうところがあります。

最近は国際的な企業のサイトなどであれば、「男性」や「女性」意外の選択肢も選べるようになってきたことが、少し嬉しかったりします。(GoogleやFacebookなど)

男性トイレ女性トイレなど明確に分けられているとトイレに入りづらい

結構トイレに悩まされてるXジェンダーは多いのではないでしょうか。

僕の場合は完全に外見上は「男性」なので、男性トイレに普通に入って行けば良いと思われるのですが…どうしても抵抗があります。男性トイレはあまり使いたくないと言っても、他の人にはなかなか理解してもらえないことが多いのです…。

性別がきっちりと分けられてるトイレだと入りづらいので、コンビニのトイレなど「男性」も「女性」も使えるトイレを選びがちです。

みんな異性に感じる

トイレの問題に関連することかもしれませんが、自分の周りの人、全てが異性にように感じてしまいます…。

ですので、トイレも異性のトイレに入っているような感覚がしてストレスがありますし、温泉や銭湯なども異性のお風呂に入っているような感覚がして、居づらさのようなものを感じてしまうのです。

身体的には同じだと分かっていても同性と感じることはできず、結構辛い想いをすることも多い気がします。

その時の状況や場面で心の性別が変わることがある

僕は無性のXジェンダーなので、心の性別があるわけではないのですが、時と場合によっては心の性別が「女性」寄りになっているとか、「男性」寄りになっていると感じる場面があります。

例えば「男性」から「女性」への恋愛相談を受けたりすると、無意識に自分の考え方や物事の捉え方が女性寄りになることがあります。逆に筋トレをしてるときなどは、「男性」に寄っていると感じることがあります。

そして、普段はどっちでもない無性です!

あまり意識したことはないのですが、もしかしたら仕草なども、どちらかに寄っているかで変わっているかもしれません。

性別を明確に分ける服装が辛い

中学生くらいになると、男子はブレザーで体育着はカラーがブルーなどと、性別によって服装が変わるときがあります。

僕がまだ中学生だった頃、通っていた学校はまだ学ランだったので、「男性」的すぎる印象を受ける格好にとても抵抗がありました。かと言ってセーラー服を着たいというわけではなかったのですが…。とても悩まされました。

また高校では、男子も女子も髪型が校則である程度決まっていて、男子の場合には前髪は目にかからないくらい、サイドは耳に髪がかからないくらい、襟足は短くしないといけないといった決まりがあったので、長めの髪でずっと過ごしていた僕は凄くきつい思いをしました。

社会人になってからは、なるべく服装が自由な仕事を選ぶようになりました。

性役割を全うするのが難しい

これは僕個人の問題かもしれないですが、僕は性役割を全うするのが難しいなと思っています。特に気質的な部分での話です。

僕は外見上が今は「男性」なので、社会的に「男性」的な役割や気質が求められる部分が多くあります。でも、僕は今までの人生で自分自身が「男性」だという自認が無いまま生きてきたので、「男性」的に振る舞うことが難しいのです。難しいというよりは頑張ってもできません。

かといって、女性的に振る舞えるかといってもそれもできないですし、何となく中途半端な感じがして辛く感じることがあります。

ただ最近はジェンダーフリーな考え方が広まってきたのか、性役割の様なものを要求される場面は減ってきた印象を感じます。

一人称で悩む

思春期の頃に凄く悩んだのが一人称でした。その結果僕が選んだ一人称は「ウチ」でした。

俺という一人称は何だか違うような気がしますし、僕というのも何だか違うような気がしました。そして私というのも違うような気がして性別が関係無さそうな「ウチ」という一人称で学生時代は過ごしました。

結構、一人称で悩むXジェンダーの人多いのではないでしょうか。そして「ウチ」に落ち着く人も多いような印象を受けます。

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理解してもらうのが難しい

僕はXジェンダーであることを、両親や昔付き合ってた人達にカミングアウトしたことがあるのですが、Xジェンダーを分かってくれた人はいませんでした。しかもXジェンダーである話をしたことも、無かったかのように言われることも多かったです。とても悲しい思いをしました。

性自認が無性の僕が、性自認があるという感覚が分からないように、Xジェンダーの性自認の感覚は中々Xジェンダー意外の人には理解するのが難しいのかもしれません。

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自分がどのコミュニティに属して良いのか分からない

僕は外見的には「男性」で「男性」に対して恋愛感情があるので、一般的には男性同性愛者(ゲイ)です。しかし僕自身は本当にゲイと名乗って良いのかずっと心にモヤモヤとしたものがあります。

なぜかというと、僕は別に同性を好きになっているわけではないからです。

僕は体は男ですが、メンタル面に性別が全くないので、「男性」も自分とはまた別の性別だと感じることが多いです。その上で「男性」が好きになっているので、何となく同性愛とは違うような感じがしてしまうのです。

かといって、異性愛になるのかといってもそれは違うと思いますし、「自分って何なんだろう?」「ゲイでいて良いのかな?」と思うことがあります。

自分がどうなりたいのか日によって変わってしまうことがある

20代前半頃の僕は自分がどのようになりたいのか凄く悩んでいました。

例えば筋トレを頑張っていて本当なら成果が出て喜べる場面が、喜べる自分と自分から遠ざかっていくように感じて、悲しくなる自分がいるのです。そして次の日にはまた髪伸ばして女性的な自分になりたいと思ったりして…。メンタル面の性別の揺らぎみたいなのに振り回されて大変な時期がありました。

30代の今では筋トレの成果が出すぎて、女性的な外見になりたいとか思うことは少なくなりましたがたまに無性に辛くなることがあります。

Xジェンダーあるあるのまとめ

Xジェンダーあるあるのまとめ

本記事ではXジェンダーあるあるを紹介させて頂きました。

Xジェンダーといっても、無性だったり、中性だったり、入れ替わる性だったり…定義が広いので一概にこんな感じと言えるわけではないですが、参考程度に読んで頂けたらと思います。

以上で本記事を終わりにさせて頂きます。最後まで読んでくださりありがとうございました!

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