ゲイは辛いのか?辛いこともあれば楽しいこともある!結果的にゲイでよかった!
どうもこんにちは!ゲイ歴29年、LGBTsフレンドリーな不動産IRISのしょうへいです。

『本記事ではゲイとして生きることは辛いのか』について、僕の体験談を交えつつお話ししていこうと思います。

ゲイであることに悩んでいる方は、参考にしてみてください!

学生時代はゲイであることが辛いと思っていた

僕がゲイであることを何となく悟ったのは小学6年生の頃でした。

当時、僕には彼女のような存在がいたのですが、僕自身が結構な変わり者だったので、クラスの中で標的にされてしまいイジメを受けてしまいました。

そんな時に昔から仲の良かった同級生の男子に「今だけだから耐えろ!」のようなことを放送室でボソッと言われ、「あれ…僕、この人のこと好きなのかもしれない」と思い始めました。

僕は元々男らしい感じではありませんでした。ただ一般的に『男子は自然と女子が好きになるものと思っていたのでとても困惑した』のを覚えています。

当時はゲイという存在を知らなかったので、同性を好きになってしまうことがあるとも思っていませんでした。

告白ができないという辛さ

僕が初めてゲイで辛いと思ったことは、告白ができないという辛さでした。

当時はまだ今みたいにLGBT(LGBTs)という言葉もなければ、理解を広めようといった運動もありませんでした。自分だけが異常で、他の人には絶対に知られないようにと考えていました。

結局、僕の片思いは中学卒業まで続きましたが、小学校6年生から中学卒業までの4年間は男性が好きでも伝えられず、とても辛い思いをしました。

その後、10代後半に入って別のストレートの人を好きになったのですが、親友の女の子にアウティングされてしまい、そのまま終わりを迎えてしまいました。

この時はまだ自分以外のゲイの人には出会ったことがなかったので、『絶対に恋愛なんて成立しないじゃん』と思って大泣きしたのを覚えています。

今は親戚に結婚の話を持ち掛けられるくらいしか辛いことはない

僕は19歳のときに初めて男性とお付き合いをし、その際同棲するにあたり、親にゲイであることをカミングアウトしました。

また職場などでも、ゲイであることをオープンにしています。

勿論カミングアウトすることもゲイだと職場で認めることも初めは怖かったのですが、オープンにすることで自分らしく生きられるようになりました。他人から、ゲイであることを理由に距離を置かれることもなくなったので僕自身はとても楽になりました。

時々、親戚に結婚しないのかなどと聞かれ、少し嫌に感じることはありますが、ゲイであることが辛いと感じることは今のところ特にないです。

チェック → 【実体験】20代ゲイが親にカミングアウトして大きく変わった3つのこと

僕はゲイに生まれてきてよかったと思っている

10代後半まで、告白できない辛さや自分が異常なのではないかと思ってしまう辛さがありましたが、結果的にはゲイに生まれてきてよかったと思っています。

ゲイだから出会えた人が良い人たちばかりだった

10代後半までは自分以外のゲイを知らず、この世界に一人だけ孤立しているような感覚で生きていました。

高校も卒業し、一人で自由に東京に行き来できるようになり、たくさんのゲイがいることを知りました。そして、自分の存在を認められるようになりました。

こうしてIRISのブログで記事を書かせて頂けるのも、僕がゲイでゲイ同士の繋がりがあったからだと思います。

逆に僕がストレートだった場合、今の友好関係や人間関係は無く、つまらない人生を送っていたのではないでしょうか。

なんだかんだいってゲイの世界が楽しい

僕はゲイの世界が楽しいと感じています。

例えば新宿二丁目の夜には時間の流れが緩やかに感じるような、陽気で独特な雰囲気があり楽しいですし、二丁目で開催されるようなイベントもユーモアがありとても楽しいと思います。

チェック → 初めてでも大丈夫!新宿二丁目ゲイバーのシステムやマナー予算など詳しく教えます!

他にもゲイ向けのスポーツ系サークルもありますし、人気のあるゲームをする時はSNSなどでゲイ同士のコミュニティがあることも多いので、そこでも様々な方と仲良くなれることがあります。

ゲイ同士の交友関係を広げていくことで、様々な企画に誘っていただけることもあり、ゲイの世界は楽しいと今は思っています。

チェック → ゲイの彼氏の作り方、実体験に基づいて正直に教えます!

【まとめ】ゲイは辛いのか?辛いこともあれば楽しいこともある

学生時代のような自分以外にゲイの存在を知らない間は、自分しかゲイがいないように感じていましたし、孤独で辛い思いもしました。

しかし、10代後半になって一人で自由に東京に行き来できるようになり、少しずつゲイの友人も増えてからはゲイで良かったと思えるようになりました。

以前の僕のように、自分の周りにゲイがいなくて辛いと感じている方は、アプリやTwitterなどを使ってゲイの友達を増やしてみると、楽しい世界が待っているかもしれません。

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◎この記事を書いた人・・・しょうへい
1990年、茨城県生まれ。元Webデザイナー兼ライターの経験を活かし、ブログ記事を執筆しています。

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