初めてでも大丈夫!新宿二丁目ゲイバーのシステムやマナー予算など詳しく教えます!
どうもこんにちは!しょうへいです!
ゲイの友人も増え、ゲイの世界にも慣れてくると新宿二丁目にも行ってみたくなりますよね。僕もそうでした。
しかし…新宿二丁目、行きたいと思ってもどんな場所なのか分からないし恐怖にも似た敷居の高さ感じたりしますよね。すごく気持ちがわかります。
本記事では二丁目に行ってみたいって方のために『二丁目ゲイバーの種類』『予算とシステム』『ルール』について徹底的に解説していきますね。
二丁目に行ってみたいという方、参考にしてみてください。
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新宿二丁目のゲイバーの種類
一口にゲイバーといっても実は様々な種類があます。
・ゲイがゲイの接客をするゲイバー
・ストレートの方をメインに接客するゲイバー(観光バー)
・MIXバー(誰でもOK!)
・ショットバー
大まかに分けると上記4つに分類できると思います。
ゲイがゲイの接客をするゲイバー
『カウンターの中の人もお客さんもゲイ』がこのタイプのバーです。一言で言えばゲイが楽しむところですね。
店内基本的にはゲイが多くなるので、会話もしやすいですし、友達もできやすいです。
最初は二丁目慣れしている方に圧倒されてしまうかもしれませんが、慣れてくると楽しみ方もわかってきます。
ゲイが二丁目にお酒飲みに行くといった場合、大体はこのタイプのバーに行くことが多いですね。
ストレートの方をメインに接客するゲイバー(観光バー)
ゲイがストレートの方をメインに接客するバーを観光バーと言ったりします。
ストレートの方をメインターゲットにしているバーなので、女装の店子さんが居たり、オネエ力が高い方が店子さんも多くいます。
場所にもよりますが、全力でストレートの方を楽しませてくれるので、ストレートの方は最初は観光バーがおすすめです。
MIXバー(誰でもOK!)
MIXバーというのは一言でいうと『誰でもOKなバー』です。店子さんもゲイだったりストレートだったり様々、お客さんも様々です。
色々な方々が集まるので何となく二丁目の雰囲気を掴みたい場合にはおすすめです。
誰かに話しかけられたら「二丁目くるのが初めて」と言えば、行きつけのバーに連れて行ってもらえるかもしれません。
ショットバー
ショットバーはスナック系の作りというよりもクラブに近い作りです。カウンターでお酒を購入してあとは店舗内ご自由にどうぞといった感じです。
主に待ち合わせや二丁目で軽くお酒が飲みたいって場合に使われることが多いようです。またクラブが好きという方もショットバーに多く見受けられます。
結構イケイケな感じの人が多いので、人によっては入店の敷居が高いかもしれません。
新宿二丁目のゲイバーの予算とシステム
予算→システムの流れで解説していきますね。
お酒1杯だけ楽しむ場合
お酒1杯だけ楽しむ場合は2000円前後です。ショットバーの場合は800円前後からお酒が楽しめます。
二丁目のゲイバーは基本『席料+お酒のお金』となっており、大体席料が1,000円、お酒が1杯辺り800円くらいが相場です。
ショットバーの場合は席料がないのでお酒のお金のみで楽しむことができます。
ボトルを入れた場合
ボトルを入れて飲む場合は『大体4,000円~5,000円くらい』です。内訳は『席料+ボトルの費用』ですね。
先に支払う額はそれなりに大きいですが、ボトルが飲み終わるまでは席料のみでバーを楽しむことができるようになります。
そのため、何度も通いたいほど楽しいバーでは、ボトルを入れることによりむしろお得に飲むことができます。
お酒を3杯~4杯以上飲む場合や、またこのお店でお酒楽しみたいって思ったら、ボトルの方が後々お得になりますね。
ただ、ボトルのキープ期間が無制限という店舗はあまり多くなく、お店にもよりますが、大体3ヶ月くらい来店がないと廃棄されることもあります。
ゲイバーのルール
明文化されたルールはありませんが、暗黙の了解のようなものはありますのでまとめてみたいと思います。
仕事の話題は避けた方が良い
ストレートの方で男同士の会話だと仕事の話は当り障りのない話しやすい話題かと思いますが、初対面で「仕事何されているんですか?」と聞くのは場合によってはタブーです。
ゲイバーにきているお客さんは、色々な仕事されている方が多く、中には仕事に触れられたくない方もいらっしゃいます。
また、誰もがオープンに生きられているわけでもないのでプライバシーにかかわる話題は敏感になることもあります。
僕はこういったトラブルに巻き込まれたことは無いですが、新人店子さんがお客さんに仕事聞いてトラブルになったという話も珍しくないので、お客さん同士でも仕事の話は避けた方が無難です。
政治や宗教の話題も避けた方が良い
政治や宗教の話題もあまり持ち出さない方が良いと思います。
これはほかの場所でもTPOをわきまえるという観点で大事ですが、価値観や信条に関する話題は十分に相手を尊重しながら話す必要があります。
ゲイバーはどうしてもお酒の場。皆冷静で理性的に会話が進められる状態というわけではありませんので、とても大切な話ではありますが、タイミングをわきまえるのが大事です。
ずっとケータイ弄ってる
初めてのゲイバーだと緊張すると思いますし、手持ち無沙汰になるとスマホを弄りたくなる気持ちはよくわかります。
ですが、ゲイバーはコミュニケーションを取る場としての役割もあるので、ずっとスマホを弄っていると周囲は「話しかけてはだめなのかな?」と気を使われてしまいます。
緊張して中々話せないのであれば店子さんに「自分ゲイバー初めてで」と言っておけば、積極的に会話振ってもらえたり、会話に混ざれるようにリードしてもらえることもあります。
ショット1杯で長居は厳禁
ゲイバーもお店なので、ショット1杯だけ頼んで長居は経営に痛手となってしまいます。特に混雑時はそういったことが無いように気を付けたいですね。
お酒が弱くてどんどんお酒を飲んだり頼むことができないって場合は、店子さんに1杯プレゼントすると喜んでもらえるし迷惑になることもなくなります。
1杯のショットで滞在できる時間の目安は30分~40分くらいだと思います。
ですが、もちろん無理に飲む必要はありませんので、気は使いすぎなくても大丈夫です。
二丁目で飲むにあたって覚えておくと良い会話のネタ
二丁目に行っても「どんな会話すればいいのか分からないー!」という方のために、盛り上がりやすいネタを紹介しますね!
・好みのタイプや人
・美味しいレストランなど食に関すること
・ジムに通いたい、痩せたいなどトレーニングの話
・ケータイゲーム
・人気アイドルの話
・最近の恋愛事情
上記の話はよくゲイバー内で聞くことができます。最近の恋愛事情をタイプの人に話すと、恋愛対象から外されてしまう可能性あるので諸刃の剣ではあります。
会計の仕方
帰るときは「会計お願いします」で大丈夫です。騒がしかったり声あんまり出したくない場合には両手の人差し指で「X」マーク作るでもOK。これで会計してくださいという意味で通じます。
クレジットカードは使えないと思っておいた方がいい
最近はクレジットカードが使える店も増えてきましたが、基本的にカードは使えないことが多いです。
しっかり現金を用意して行ったほうが安心してお酒楽しめます。
お金が足りなそうな場合には二丁目内や周囲にコンビニたくさんあるので、ATMでお金を降ろすことも可能です。
終電を逃した場合はネットルームがおすすめ!
ついつい終電を逃してしまったという場合には二丁目内にあるマンボーがおすすめです。
完全個室で防音も完璧。寝るには十分な広さなので電車が動き出すまでゆっくり過ごすことができます。有料にはなりますがシャワーなども完備されているので便利です。
・1時間:500円
・3時間:1,000円
・6時間:1,800円
・1day:2,400円
(金土日祝前祝日は1時間プラン+100円、時間パック+200円)
極稀に全室埋まっちゃっている場合があるので、終電逃しそうって場合などはすぐに部屋だけ確保しておいた方が良いです。出入りは自由可能です。
お酒飲めなくても二丁目行っても大丈夫なの?
お酒が飲めない方はどうしても心配な話題だと思いますが、大丈夫です。
お酒飲めないけど二丁目を楽しんでいる方は見かけますし、実は僕自身お酒が飲めません。でも普通に楽しめています。お店の方にもお酒飲めないのにきて迷惑じゃないか聞いたら「そんなことは全然ない」と言っていただけました。
基本ショットで飲むことになるし回転が速いからありがたいともおっしゃっていました。笑
お酒が飲めないことは全然気にしなくて大丈夫です。どうしても気になるって場合には、店子さんに1杯プレゼントしてあげればよいかと思います!
新宿二丁目への行き方
最後に二丁目への行き方を解説していきます。最寄りは副都心線の新宿三丁目駅です。新宿駅からだと10分くらい歩くことになります。
新宿三丁目に到着したらC7もしくはC8出口を目指してみてください。出口の先はすぐに二丁目になります。
ゲイバーが集まっているのは仲通なので出口からでたら、地図にあるルミエールを目指してみてください。ルミエールの正面の通りがゲイバーが集まる仲通りになります。
新宿二丁目ゲイバーのシステムやマナー予算のまとめ
・試しにショットでお酒を楽しむ場合は予算2,000円前後、ショットバーで飲む場合は800円前後
・ボトルを入れる場合は4,000円~5,000円くらい
・『仕事』『政治』『宗教』の話題はあまりしない方が良い
・ずっとケータイ弄っていたり、ショット1杯での長居はあまりマナーがよくないので注意
・『好みの人』『近場の美味しいレストラン』『体について』『ケータイゲームについて』『アイドル話』『最近の恋愛事情』辺りが話せると会話が弾みやすい
・会計にはクレジットカードが基本使えないので現金は持ち歩いたほうが無難
最初は二丁目行くのちょっと怖いかもしれませんが、慣れてしまえば二丁目はとても楽しい街です。やはりゲイを隠す必要がなく伸び伸びとしてられるのが良いですね。僕は生まれて二丁目で地に足が付いた感じがしました。笑
きっと新宿二丁目は良い刺激になると思うので、行ってみたいって方はぜひチャレンジしてみてくださいね。陰ながら応援しています!
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◎この記事を書いた人・・・しょうへい
1990年、茨城県生まれ。元Webデザイナー兼ライターの経験を活かし、ブログ記事を執筆しています。