本記事ではゲイの出会いにおすすめできるアプリを、出会い系のアプリからSNSまで幅広く紹介していきます。
本記事を読むことで、アプリ毎の特徴やどういったニーズに対応できるのかが分かります。是非参考にしてみてください。
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ゲイの出会いにおすすめのアプリ・サービス13選
9monsters
「日本No.1無料LGBTアプリ」をうたっているだけあって、日本国内では最も人気の高いゲイ向けの出会い系アプリだと思います。公式情報によると、2023年3月現在で70万人ものユーザー数を誇っています。GPS機能を使って、9monsters(ナインモンスターズ/ナイモン)をやっているゲイが近くにいれば、近くにいるゲイを一覧表示することができます。距離が近いということはそれだけ会いやすいということでもあるので、積極的にリアルをしたい方におすすめできます。
基本的には1対1でのメッセージのやりとりなので、会話がしやすいようにプロフィールは長すぎず短すぎない程度に書いておくと良いです。とても人気の高いアプリなので、筆者のゲイの友人は必ずといっていいほど使っているアプリです。初めて使ったときに「近所にはこんなにもゲイの人がいるんだ!」と驚かされました。
出会いだけでなく、GPS情報を使って近場のお店情報をチェックすることができるのも便利です。ゲイバーだけでなく、LGBTフレンドリーなレストランやトリミングサロン、メンズサロン、サークルまでさまざまな情報が掲載されていてとても参考になります。
ゲイ向けのイベントなどでは、9monstersを提示することで割引が入ることがあります。
他にも、YouTubeの「ナイモンチャンネル」、ブログ「new TOKYO」といったエンタメ情報や、「GENXY」「ジオ倶楽部」といったサイトの情報がリンクされているので、ゲイライフのお供に入れておくことをおすすめします。
9monsters(ナインモンスターズ)公式サイト – LGBT向けGPS無料出会いアプリ(iPhone/Android)
Jack’d
Jack’d(ジャックド)は世界的に有名なゲイ専用アプリとして知られ、日本人だけでなく海外のユーザーも多く見られる印象です。ユーザー数は500万人にものぼり、180もの国で利用されています。外国人好きの人だけでなく、海外出張や旅行に行った際も利用できます。
他のアプリと同様、GPSを利用して近くの人を表示したり、フィルターで条件を指定することもできます。操作がシンプルなのも良いですが、気になった人には手始めに「ウェーブ」(手を振る)といって気軽にモーションをかけてみて、反応があればメッセージを送ってみる、といった使い方ができてとても便利です。
マッチング機能もついていて、左右にスワイプするだけで効率的にマッチする相手を探せます。
ほかのアプリと比べて、体だけの関係を求めるより、恋人や友達探しで使っているユーザーが多い印象で、シンプルな操作感も相まって全体的に落ち着いた雰囲気があります。
Grindr
ゲイアプリの先駆的存在ともいえるGrindr(グラインダー)。9monstersがリリースされる前から、国籍・人種にかかわらず多くの人に展開されています。とにかく外国人のユーザーが多いことが特徴で、アメリカやヨーロッパで圧倒的ユーザー数を誇ります。世界中で長く使われているだけあって、月間アクティブユーザーは1,100万にものぼります。
課金なしでも海外の人とメッセージを送ることができ、Jack’dと同様に外国人が好きな人におすすめです。さらに有料プランのGrinder XTRAやGrinder Unlimitedに入ると、表示できるプロフィールの件数が増えるので、出会いの幅がぐんっと上がります。
メッセージの翻訳機能も使えるようになり、さらに海外のユーザーとスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。Jack'd同様海外にいったときに現地の人と出会ったり、日本にいる外国人と出会いたい人にも向いています。
日本で使用しても外国人がちらほら表示されますし、プロフィール写真では鍛えた体をアピールする人が多い印象です。
Grindr: The World’s Largest Social Networking App for LGBTQ People.
GROWLR
GROWLR(グロウラー)は、サブタイトルに「Gay Bears near You」と入っている通り、熊系ゲイに特化した出会い系アプリで世界中で1,000万人以上のユーザーがいます。特に欧米で人気なようです。
著者も実際に登録してみましたが、表示される人がことごとく熊系の人たちばかりなので、熊系の人が好きな人にとっては最高のアプリだと思います。
GPS機能を使って近所の人を探したり、メッセージを送りあったり、「Global」タブで世界中の人とつながったりすることもできます。また、ライブ配信機能を使って配信したり、他の人の配信を視聴することができます。
完全に日本語化されているわけではないのですが、使用されているのは簡単な英語ばかりなので英語が苦手な人でもそこまで抵抗なく使えるかと思います。
AMBIRD
AMBIRD(アンバード)は、2019年からサービス開始されたまだ比較的新しいゲイ向けの出会い系アプリです。
9monstersとの大きな違いは2つあります。1つは相手との価値観や趣味を通して仲良くなることをメインとしたアプリであることです。その為、ワンナイト的な目的よりも、友達作りや恋人を探すことに特化したアプリと言えそうです。
2つ目は公的証明書による年齢確認が必須ということです。9monstersはアプリを入れれば誰でも参加可能ですが、AMBIRDは証明が必要な為、ハードルが高くなります。その為、イタズラ目的で入ってくる人も少なく、年齢を偽ることができないため安心して使用することができます。
また独自の機能としてコミュニティ機能やイベント告知機能があります。
コミュニティは例えば「一緒に飲みに行きたい」「タイ料理が好き」など好きなもののコミュニティに所属することで、お互いの好みや趣味を事前に知ることができるのが便利です。やはり共通の趣味がわかっていると、話題に困らなくて良いですよね。
イベント告知ではサークルや交流会の告知ができて、イベントに参加を希望する人は主催者にすぐにメッセージを送ることができて便利です。
これまでのアプリでは無かった相手の内面を知りやすいという特徴が、とても気に入っています。
【ゲイアプリ】AMBIRD(アンバード)|無料登録のゲイ出会いマッチングアプリ
Blued
Blued(ブルード)は中国発のゲイアプリです。9monstersほどではないですが、一時期はとてもよく話題に挙がる出会い系アプリでした。
大きな特徴はLIVE機能を兼ね備えていることです。このLIVE機能を使うと自分自身を世界中にアプローチできますし、投げ銭などをもらって収益を得ることもできます。ライブ配信に抵抗がないなら、とても良いアプローチ方法と言えるでしょう。
またコミュニティ機能などもあり、自分と似た属性の人と繋がりやすいのもポイントかと思います。
一般的なGPSを使ったマッチング機能だけでなく、ビデオチャットもできるのが便利なポイントです。
ホームタウン
ホームタウンは、2023年7月に正式リリースされたばかりのとても新しいゲイアプリです。
利用者が仮想世界「夏霞村」という田舎の住人のような設定になっているのが面白いです。新しいのにどこか懐かしい感じがして、ほっこりとしたテイストが漂います。
主な使い方としてニュース(掲示板)、コミュニティ、イベントの利用になるかと思います。
掲示板やコミュニティで自己紹介してみたり、共通の話題を書き込んで楽しんだりすることができます。
個人ユーザーと一対一でメッセージをやりとりできるだけではない、コミュニティ的な役割が強いのが魅力だと感じました。
また画像付きで自分のページに日記のようなものを投稿できるので、2006年前後に流行したmixiをやっていた世代の人には懐かしいと思います。
リリースされた直後でこれからまだまだ発展していくようなので、さらに充実することを期待しています!
Athlete
Athlete(アスリート)は、ライブチャット、音声通話が主のゲイアプリです。Surge
Surge(サージ)は次から次に写真が表示されていき、写真を左にスワイプすれば「パス」(マッチしない)、右にスワイプすれば「いいね」(2人ともいいねすればマッチ成立)という作業をひたすら繰り返していくシンプルなアプリです。
慣れてくると高速で次々にスワイプを繰り返していくのが楽しくなってきます。マッチするとお互いにマッチした通知がされて、直接メッセージのやりとりができるようになります。
写真を見た瞬間に良し悪しを判定されてしまうので、マッチしやすいよう映りの良い写真を用意することがとても重要だと思います。
また、間違えてスワイプしてしまった時など、過去のスワイプをやり直すには課金が必要です。
表示されたユーザーに「いいね」をすることもできますが、送られた「いいね」が誰からきたのか確認するには課金する必要があります。
課金する場合の料金は1ヶ月1,650円、3ヶ月3,400円、1年間8,900円です。
Hornet
Hornet(ホーネット)は世界中に3,500万人のユーザーがいる主にゲイ向けのアプリです。こちらのアプリも日本よりは外国で人気のアプリのため、外国訪問時や外国人とつながりたい人に向いています。
著者も使ってみたのですが、他の主流アプリと比べると日本人ユーザーはそこまで多くない感覚を受けます。自分の写真・ビデオなどを投稿したり、ハッシュタグをつけて発信したり、ライブ配信をすることで他の人とつながれるSNS的な性質の強いアプリです。もちろん、ハッシュタグや身長体重、ポジションで他のユーザーを検索したり、個別ユーザーと一対一でメッセージを送りあうこともできます。
Hornetは、さきほど解説したBluedと提携したために、アジア人ユーザーが増えているという情報があります。
Bridge
Bridge(ブリッジ)は真面目な出会いに特化したゲイ向け出会いアプリです。会員数は5万以上、マッチング総数も3万8千組以上と実績もあります。他アプリにありがちなGPS機能を使用しません。
Bridgeは会員制となっていて、使用するためには職業、年収、最終学歴、身長などの情報を入力して審査に合格する必要があります。その際、年齢確認も必須のため年齢を詐称する人に出会うこともないはずです。
お互いに「いいね」をすることでマッチングして、メッセージを送りあうことができます。
有料会員は1ヶ月5,600円で自動継続課金となっています。
料金は決して安くはありませんが、真剣な出会いを求めている方にとても向いているサービスです。
リザライ
リザライは2016年に正式リリースされた男性同士、女性同士の同性パートナーを探す人向けのパートナー紹介サービスです。スマートフォンで使用するアプリではありません。ノンケでいうところの「結婚相談所」に近いかもしれません。実際、結婚相談所で勤務経験のある人でスタッフが構成されているそうです。
リザライではコンシェルジュと面談を行い、本人確認と意思確認を行なってからでないと入会することができません。専属のコンシェルジュからお相手紹介をしてもらい、紹介後の面会場所、日時などを調整してもらって実際に会う場面までサポートしてくれます。
こうしたしっかりとした体制なので冷やかしや遊び目的の人はほぼいないでしょうし、コンシェルジュに相談できるのに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
店舗は東京と大阪にあり、月会費は13,000円です。
入会すると、毎月1〜3名のお相手候補を紹介され、会いたいか会いたくないかを回答するのを繰り返していくという流れです。
SCRUFF
SCRUFF(スクラフ)はGMPDやクマ系といった大柄な男性が好きな人に特に人気のアプリで、世界中で2,000万人以上のメンバーがいます。
実際に使用してみると、大きく鍛えられた体をプロフィール画像に設定している人が多いと感じますし、外国人のユーザーも少なくない印象です。
GPSで近所のメンバーを検索したり、気になった人には「woof」したり、マッチング機能を利用できる、というのはすでにご紹介したjack'dとほぼ共通です。
「探索する」という機能を使うと日本だけでなく世界中の都市別のユーザーに簡単にアクセスできるのが便利です。旅行などで訪問予定の都市のユーザーと移動前から仲良くなっておく、という使い方も良いと思います。
【2023年7月最新】友達や恋人が欲しい!ゲイの出会いにおすすめのアプリ・サービス13選のまとめ
本記事では友達や恋人が欲しいゲイ向けのおすすめのアプリとSNSを紹介いたしました。
基本的には9monster、Jack'd、AMBIRDを入れている人が多い印象です。
田舎ですと9monsterのようなGPS頼りの出会い系アプリは近くにゲイがあまりいない場合もあるので、AMBIRDなどのコミュニティ機能が充実したアプリの方が楽しめる可能性があります。
いきなり出会いを求めるより、趣味や性格などの内面を知ったうえで出会いたい人は、TwitterやInstagramなどのSNSもおすすめです。「ゲイがInstagram(インスタ)をやるメリットとデメリットを徹底解説!」「ゲイがTwitterをやるメリットとデメリットを徹底解説」の2記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
最近はアプリを問わず「ロマンス詐欺」が横行しているので注意が必要です。
魅力的なプロフィール写真、もしくは写真なしのユーザーが片言の日本語で話しかけてきて、すぐにLINE IDの交換を持ちかけてくる人がいます。
こういった人は、高確率でロマンス詐欺なので注意するようにしましょう。
以上、友達や恋人が欲しい!ゲイの出会いにおすすめのアプリとサービスのまとめでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。