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さて、日常生活でセクマイ（セクシュアルマイノリティ）の人に出会うことって滅多にないですよね。自分は茨城の田舎に住んでいるのですが、大人になって自分からセクマイの世界に飛び込むまでは、周囲に全くセクマイの人はいませんでした。
本記事では、どうやってセクマイが出会うのかについて、当事者の視点から具体的に解説していきます。セクマイの友達が欲しい、恋人が欲しいという方、参考にしてみてください。
セクマイとは？
「セクマイ」とは、「セクシュアルマイノリティ」の略称で、性的少数者を指す言葉です。これには、同性愛者（ゲイやレズビアン）、両性愛者（バイセクシュアル）、性別が生物学的な性別と一致しない人々（トランスジェンダー）、その他の性的指向や性自認が多数派と異なる人々が含まれます。
最近、よく聞くLGBTもセクシュアルマイノリティの総称なので、セクマイと同じ意味を持つ言葉になります。日本では人口の約10%がセクマイという調査報告があります。大体10人に1人なので、気付かないだけですぐ近くにセクマイの人はいるのかもしれません。
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セクマイの主な出会いの場
セクマイの出会いは、大きく分けて5つの方法があるように思います。
InstagramやXなどで交流を深める
ゲイやレズビアンの人は、InstagramやXをやっている人が多いように感じます。最初の1人を見つけるのが大変ですが、1人見つけることができれば、フォローやフォロワーを辿って繋がっていくことができますし、SNSという性質上、やり取りもしやすいはずです。
ゲイやレズビアンに比べると母体数が少ないので、見つけることが難しいですが、ノンセクやAセクの人たちもSNS活用している方が多いように思います。何度か今まで交流がありました。
ネットで掲示板を探してみる
自分のセクシュアリティ＋掲示板のキーワードで、掲示板を探してみてください。例えば「Aセク 掲示板」などのキーワードです。Aセクや、ノンセクといったセクシュアリティは、交流掲示板が見つかる可能性があります。
出会い系アプリを利用する
ゲイやレズビアンに関しては、ゲイ向け、レズビアン向けの出会い系アプリがあり、非常にメジャー化しています。友達募集、恋人募集、その他の募集など、人によって様々な目的があるので、目的が一致するように注意する必要がありますが、とても有効な手段になります。
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ゲイの場合はサークルなどに参加するのもあり
ゲイの場合は、テニスサークルや、ラグビーサークル、ダンスサークルなど、色々なサークルがあります。また、同い年で集まるタメ会や、みんなで旅行に行ってお楽しみ会をするような宿泊イベントなどもあります。検索すると出てくることもありますので、そういったサークルに参加するのも良い出会いになると思います。
ゲイバーやレズビアンバー、セクマイ向けのカフェなどに足を運んでみる
主に東京になりますが、新宿二丁目にはゲイバーや、レズビアンバーなどが多くあり、最近では、セクマイ向けのカフェなどもチラホラとできていました。特に、カフェはオープンな雰囲気で誰でも入りやすい雰囲気をしているので、最初遊びにいくのにはうってつけかと思います。
何度か通って仲の良い人ができたり、新宿二丁目などのLGBTタウンに慣れてきたら、ゲイバーやレズビアンバーなどに入ってみると出会いの幅がかなり広がるかと思います。
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筆者はどのようにしてセクマイの友達を増やしていったのか
筆者はどのようにしてセクマイの友達を増やしていったのか解説します。僕は、デミロマンティック＋デミセクシュアルのゲイです。デミ～も含めると話がややこしくなるので、本記事では、ゲイとしてどのように友達を増やしていったのか解説します。
1.最初はチャットに参加してバーベキューのリアルイベントに参加した
最近は、チャットという言葉を聞かなくなったのでチャットとは何か先に話します。チャットとは、グループLINEみたいなもので、今より20年くらい前は、ホームページ上にみんなで文字で話す場所がありました。（今でも当時のものはあるのですが、参加者がいない状態）
その中に、ゲイ向けのチャット部屋があって、そこに夜な夜な集まってみんなで雑談を楽しんでいたんですよね。そして、夏前だったので、みんなで集まってバーベキューすることになりました。
2.バーベキューで仲の良い人が一気に増えた
バーベキューしてカラオケという流れでイベントは進んで、一気に仲の良い人が増えました。それから、2週間に1回くらいのペースで集まるようになって、新宿二丁目に遊びに行ったり、ゲイ向けのイベントに参加するようになって、友達関係が一気に広がっていきました。
最初の彼氏も、このバーベキューで会った人です。
3.ゲイ向けの出会い系アプリ全盛期
iPhoneが発売されるようになり、GPS機能が搭載されたゲイ向けの出会い系アプリ全盛期が訪れました。当時、僕は東京のゲイ人気の高いとされるエリアに住んでいたので、アプリを開くと1m前後の距離にたくさんのゲイが表示されていました。
僕は、そんなにリアルするタイプではなかったので、アプリ経由で会った人はそんなにいないのですが、中にはアプリ経由で仲良くなった人もいます。今もゲイ向けの出会い系アプリは出会いの有力な手段となっていますが、友達募集で使う人は少ないという話を聞きました。
4.タメ会
タメ会というのは、同い年のゲイで集まって食事やお酒を楽しむ、お楽しみ会のようなものです。ゲイカルチャーのようで、レズビアンの世界では滅多にないそうです。20代前半からタメ会に度々参加しているのですが、タメ会は本当に友達ができやすいです。
同い年なので会話が会いやすいですし、趣味などが合えばすぐに仲良くなれます。タメ会で仲良くなって、それからずっと仲良い人が何人もいます。
5.ゲーム
FF14など、有名どころのMMORPGにはゲイのギルドがある場合があります。そういったところに入ることができれば、みんなでオフ会などする場合もありますし、ゲームの中での交流があるので、仲良くなりやすいです。
僕の場合は、ゲームの中で固定メンバーといっしょにいつもゲーム攻略していたので、そのメンバーで定期的にご飯食べに行ったりして遊んでいました。非常に楽しかったです。
まとめ
本記事では、セクマイの出会いについて書かせていただきました。ゲイやレズビアンの場合には、SNSや出会い系アプリでの出会いが活発な様子で、その他のセクマイに関しては掲示板などでの出会いが活発な印象を受けます。
1人見つけることができれば、そこから広がっていくことが多いので、出会い系アプリや、SNSを利用してみてください。
