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空衣

【FtMルーティン】覗いてみる?独身トランスジェンダー男性の休日の過ごし方

どうも、空衣です。FtMでパンセクシュアルです。
突然ですが、一人で過ごすFtMがどんな日常をおくっているのか、気になりますか?
今回は、著者のとりとめもない休日の過ごし方について書き起こしてみます。

なおこの記事に登場するFtM、トランスジェンダー男性は、いずれも「出生時に女性という性別を割り当てられたものの、男性として生活することを望む人・生活している人」を指します。

独身FtMの休日の過ごし方紹介

基本的に人と会う機会は少なく、単独行動が多いです。似た境遇の方には共感してもらえるかもしれません。

ファミレスで朝活

早起きが得意なので、朝はファミレスのモーニングを活用することがあります。利用するお店はドリンクバー付きで、仕事など作業をするのにとてもありがたいです。ここでIRISの記事を書くことがあります。

FtM・トランス男性にまつわる日本語の情報は限られていると感じるので、英語で当事者の記述を探してみることもあります。

ジムで鍛える

週2、3回ほどジムに通っています。去年3回胸オペしたため、術後は上半身に負荷をかけないよう気をつかっていました。いきなり動かすと、乳首から出血したり、リンパ液が溜まって胸のかたちが崩れてしまうからです。
今は時間が経ち、ようやく自由に鍛えられる身体の状態になったので、楽しくジムに通っています。

関連記事【FtM体験談】なぜ3回も胸オペをしたの?

Netflixでドラマやアニメを一気に視聴する

Netflixで話題になる作品を観る機会を増やしています。コロナ禍で人との関わりが減る一方なので、話題作で世間的に共通のものを楽しみたい気持ちが自分の中で増したのだと思います。

たとえば、最近は『POSE』を一気に視聴しました。トランスジェンダーの人々が総勢50名以上出演しています。“トランスジェンダーの人たちが衣装で着飾って勝負するイメージ”だと、実生活とかけ離れているようで一見共感しにくいですが、一人ひとりの内面を丁寧に描いているため、思わず惹き込まれてしまいました。
とはいえ、私と同じ境遇にあたるトランス男性の姿が見えないのは残念でした。基本的に『POSE』はトランス女性(MtF)とゲイ男性の登場人物が多いです。

また、人気アニメを一気に観ることもあります。
懐かしいきもちで『幽遊白書』を観ていたら、登場してきた敵キャラの美女が「妖怪のニューハーフ」という設定でした(エピソード1の第24話)。その人物は主人公・浦飯幽助によって体を触れられた後、「そいつは女じゃない、男だ」「女なら一応手加減するつもりだったけど、男なので手加減しない」と言われ倒されてしまいます。
2002年放送当時の価値観だと思えば、仕方のないことかもしれませんが、女性全般への見下しとともに、トランス女性に対する差別と同じ発言を主人公がするものですから、すっかり嫌になってしまいそこで視聴をやめてしまいました。主人公が負けて欲しい…!と思った少年漫画原作のアニメは初めてでした。
メディアの表象が与える印象は大きいので、できるのであれば差別的な内容は変更していてほしかったです。

銭湯に行ってスッキリ

広いスペースでのお風呂が好きなのでよく公衆浴場へ行きます。
ふだん私は男湯を利用しています。フェイスタオルを前に当てれば特に問題はありません。(その都度、最低2枚のタオルが必要なので洗い物が増えてしまいますが……。)

引越したばかりの頃は、外見的に男湯を案内されることもありましたが、身体的な事情ゆえ女湯を利用していました。そのため私の場合は、同じ施設内で男湯も女湯も利用したことがある、という場所もあります。同じ施設なのに男湯と女湯で造りがちがっていて、面白いと思いました。スタッフの方に顔を覚えられるほど一箇所の銭湯をリピートすることはなかったので、「同一人物が女湯も男湯も利用している!」と驚かれるようなことはなかったです。

とはいえ、あまりに男性としか見られなくなってくると、裸の状態がどうあれ女湯の方を利用するわけにも行かなくなるので、しばらく銭湯は我慢しなければならない期間がありました。今はその我慢していた分の反動もあり、余計に銭湯好きになってしまいました。

男性ホルモンの自己注射

身体の男性化を保つためには、2週間に一度男性ホルモン注射をしなければなりません。(量や頻度は人によるので、医師と相談のうえ行ってください!)
私はまとめて10回分を婦人科で購入して、自分でお尻に注射を打っています。腰をひねって、自身のお尻に約5センチも注射針を刺すので、慣れるまではとても怖かったです。

関連記事レズビアンやトランスジェンダーもお世話になる、婦人科とはどんなところ?

自己注射ではなく、毎回病院へ通うトランスジェンダー当事者もいます。私も東京ではそうでした。
コロナ禍でクリニックの営業停止や外出自粛の期間がありましたが、そういう緊急時にそなえてテストステロン(男性ホルモン)の塗り薬を確保しておくと助かるかもしれません。定期的なホルモン投与を怠ると、頭が回らなくなったり体が火照ったりして、日常生活に支障が出ます。
私はiPadのカレンダーに、2週間に1度の定期イベントとして「ホルモン注射の日」を設定して忘れないようにしています。

以上、独身FtMの休日ルーティンでした!

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◎この記事を書いた人・・・空衣
1996年、神奈川県生まれ。性別も住処も旅してきました。

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