「好きな人と一緒に暮らしたい」という当事者の想いを叶えるべく、IRISではこれまでに5,000件以上のお部屋を紹介してきました。
そして今回、IRISをご利用いただいた実際のユーザーさんにお話しを聞いてみる企画をスタートさせる事になりました!
記念すべき第一回目は、Rinaさん&Misatoさんの登場。
2020年秋頃に同棲生活を実現させたお二人のお部屋探しのエピソードと、その後の暮らしについてお話を伺いました。
──付き合って&同棲し始めてどれくらいですか? 付き合い始めたのは2020年8月、同棲を始めたのは2021年秋頃からです。
──「同棲しよう」と決めたきっかけは? Rina:自分自身がフリーランスに転身したのをきっかけに、「そろそろ同棲できたらな〜」とぼんやり思っていました。それまでは、彼女の家を行ったり来たりだったので。 Misato:ちょうど家の更新を控えていたのと、狭い6畳1Kの2人での生活に限界を感じていました。この子とはずっと一緒にいたいなと思っていたのもあって同棲を決めました。
──これまで、部屋探しをするなかで大変だったことはありましたか? Rina:せっかく条件に合う部屋を見つけても、「カップル」と明かすとやんわり断られることが続きました。好きな人と好きな部屋に住む、それすらも難しいんだ、と痛感したのを覚えています。 Misato:特にリノベなど人気物件を扱う不動産屋からは「オーナーがご高齢なのできっと理解してもらえない」と言われネガティブな印象でした。
──IRISを利用したのはいつ?どんな出会いでしたか? Misato:YouTubeかラジオで、同性カップルでも気軽に家探しができる不動産としてIRISさんが紹介されていたのを聴いたのがきっかけでした。 Rina:いくつか不動産を回ったのですがハードル高すぎたので、LGBTフレンドリーな不動産に頼んでみよっかって。
──実際にIRISを利用してよかったと思うことは? Rina:連帯保証人への情報漏れ(=アウティング)を防ぐための誓約書を用意してくださって、当事者に寄り添ったサービスが徹底されていたことです。そういったリスクがあるのを知らなかったので、さすがだと思いました。 Misato:私は、スムーズに問い合わせ→内見→契約ができたことです。内覧時に担当者の目を気にして、発言に気を使うこともなかったので内覧時に「ベランダでこんなことしたいね〜」とお互いの条件もすり合わせられた気がします!
──今の物件を選んだ決め手は? やっぱ担当の斎藤さんからの「ビールサーバー置きたくなっちゃいますね!」という一言ですね(笑)どんな風に暮らしたいかを親身に聞いてくださり、アウトドアが好きな私たちにぴったりな物件を見つけてくださいました。最後は、斎藤さんに頼みたいって思ったっていうのが正直な決め手かも。
──同棲生活はいかがですか? Rina:初めて同棲しましたが、最高ですね!部屋探しはもっとわがままになってもいい、と思えているので、次は「もう1部屋あってもいいかもな〜」という欲も出てきました(笑) Misato:喧嘩もしますが、初めての同棲なので新鮮で楽しいです。IRISさんで次の物件を探すのも楽しみにしています。
──2025年、お二人はどうなっていたいですか? Rina:個人的にはLGBTフレンドリーな都市で暮らしてみたい。でも、やっぱ生まれ育った日本で自由に暮らせるのが一番。だから、国内で何らかの形でアクションをしたい。 Misato:今のまま楽しく平和に暮らしていたいです。同性婚にも近づいていると嬉しいな。LGBTだけでなく、様々なマイノリティが暮らしやすくなっていてほしいです。理解を得る第一歩として、まずは自分達がパートナーシップ宣誓をしたいです。
──最後にこのボードを見てる方にメッセージをお願いします。 Rina:意外と当事者って身近にいるんだよ〜というのも伝えたいです。 私自身も、だれかの背中を後押しできると信じて、今回この企画に参加しています。TRPで共感するものを見たら、ぜひそのコンテンツや体験をシェアしてみてください。きっと救われる人がいると信じています! Misato:みんなと違うことは悪いことじゃない、むしろかっこよくて個性があって素敵だとわたしは思います。 世の中を変えたいのならまず自分から、どんな小さいことでもいいので声に出すことが大事だと日々感じています。
Rinaさん&Misatoさん、この度はインタビューにご協力いただき有難うございました! 実は東京レインボープライド2022のブースでも、パネルで展示させていただきます。 (2022/4/22~24@代々木公園で開催) 次回のユーザーインタビューもお楽しみに〜!