どうもこんにちは!LGBTsフレンドリーな不動産会社IRISのしょうへいです。

パートナーと同棲したら、または、今現在パートナーと同棲していて犬をお迎えしたいなと考えている方、いらっしゃるのではないでしょうか。

実際、ゲイの同棲において犬をお迎えしたいといった気持ちを持っているカップルはそれなりに多いようで、当社IRISにもペット可物件に対するお問合せを度々頂きます。

本記事では、犬と暮らす歴約25年、東京でパートナーと同棲経験もある僕の視点から、東中野で犬と暮らすにはどれくらいの費用などがかかるのか解説していきます。

パートナーや犬と一緒に生活していきたい方、参考にしてみてくださいね。尚、本記事では中型犬であるウェルシュ・コーギー・ペンブロークを基に解説していきます。

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ゲイカップルが犬と一緒に生活していくメリット

ゲイカップルが犬と一緒に暮らしていくメリットは、色々とあると感じています。

犬が大切な子供のような存在になる

犬種や遺伝、育て方などによって気質が違うので、一概には言えないのですが、犬は思っているよりも人間の子供に近い雰囲気を持っています。

生後半年くらいでは、夜泣きをすることもありますし、体が小さいうちはトイレの我慢の限界がすぐにきてしまうので頻繁にトイレをして、場合によっては大変なことになってしまうこともあります。

とある主婦の方が、子犬の世話は人間の赤ちゃん並みに大変だと仰っていました。実際、僕も子犬の世話でノイローゼになったことがあって、非常に大変だと思いました。

しかし、それを乗り越えて生後1歳くらいになるとちょっとずつ変わってきます。1歳くらいになると犬は落ち着き始めて、人間の子供のように甘えたな部分が見えてきます。一緒に寝るのであれば、腕枕を要求してきたり、怖いものがあると抱っこを要求してきたり。本当に人間の子供のようです。

そのようなワンちゃんを育てていくことで、ゲイカップルとワンちゃんの間にも新しい絆が生まれ、そしてその絆が強固なものへと変化していきます。

会話が増える

子育てと同じように犬を育てることもまた、協力プレイです。1人ばかり頑張る状態だと、上手くいきません。その為、必然的に会話が増えるし、助け合いが必要となります。

会話が増えることというのは、恋愛においては愛し合うことだと言われることがあるくらい大切です。会話が増えることでより関係性を深めることができるかもしれません。

ちょっと違う日常の過ごし方ができるようになる

パートナーとワンちゃんと一緒に街中を散策したり、社交性のある子であれば、ドッグランデートに行ったりといった、ワンちゃんがいるからこそできるようなデートスタイルが可能となります。

実際、ゲイカップルの多い街の近くのドッグランなどにいくと、ゲイカップルでドッグランに来ている方なども度々見かけることができます。またそういったコミュニティから、カップル同士で仲良くなって、犬を連れて皆んなで旅行に行くといったこともあるようです。

ゲイカップルが犬と一緒に生活していくデメリット

ゲイカップルが犬と一緒に生活していくデメリット
メリットがあればデメリットもあります。

長時間、家をあけることができない(旅行が難しくなる)

お散歩やご飯のお世話などがある為、1日中留守にするというのが難しくなります。当たり前ですが、旅行に行くのもかなり難易度が上がります。

実際、我が家では、外出できる時間が10時頃〜20時頃くらいまでになり、旅行も行けなくなってしまいました。

ワンちゃんによっては、車移動してペット可ホテルに泊まることもできるかと思うのですが、うちの子はあまりそういうのが得意そうではないので、負担のないようにしています。

喧嘩の原因にもなるかもしれない

子犬はかなり手がかかります。躾の方針の違いで大喧嘩になることもあるかもしれません。実際にうちでは、今の子をお迎えしたときに躾の仕方でかなり大喧嘩を繰り返しました。

僕は小さな頃から犬と暮らしていて、子犬がどういう生き物なのか知っていたので、子犬の行動に対して「大体そんなものだから」といった気持ちの余裕があったのですが、初めて子犬の世話する相方は色々なことを考えてしまって不安だったそうです。

最初にどんな方針で育てるのか決めると喧嘩を減らせるかもしれないですね。以前は、犬は上下関係を作って育てる方法が主流でしたが、最近は信頼関係を作って育てる方法に変わりつつあります。

思っている以上にお金がかかることがある

これから詳しく書いていきますが、犬は生き物なので怪我や病気の可能性があります。そして、犬にかかる医療費は高額になることがあります。

例えば、うちの子の話ですが、おもちゃを誤飲してしまって処置に30,000円ほどかかりました。先先代の子は、骨折してしまい150,000円くらい一気にかかりました。

犬にかかる医療費は、『一般社会法人ペットフード協会の調査』によると、生涯で2,000,000円ほどかかると言われています。いざという時の為に、500,000円くらい貯めておき、少しずつワンちゃん用の貯金を増やして、最終的に2,000,000円分くらいは貯めておきたいです。

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東中野でのペット可物件の家賃は100,000円くらいからが目安

東中野でのペット可物件の家賃は100,000円くらいからが目安
『HOME'Sの検索』を頼りに東中野周辺でペット可物件を探してみると30,000円くらいから見つけることはできます。しかし、ペット可と言っても範囲は広く、家賃が抑えられているものは、基本的には犬はNGとなります。

大体、ワンちゃんをお迎えすることができる物件や100,000円くらいのワンルームまたは1Kくらいを目安にしてみてください。またワンちゃんがOKでも、サイズ感や体重、犬種によってNGをもらってしまう場合もあります。

以前、僕が引っ越しを考えたときには、中型犬であるコーギーは全ての物件でお断りされてしまいました。これからペット可物件に引っ越しをする場合には、どのような犬種やサイズなら良いのか聞いてみてください。

また、現在既にお部屋を借りている場合には、管理会社などに問い合わせをして、どのような犬種やサイズならお迎えしても良いのか聞いてみてください。

中野でゲイカップルが同棲したときにかかったリアルな生活費

実際に僕と相方が中野(中野坂上)で暮らしていたときにかかっていた生活費はこんな感じでした。相方は、外でお仕事をしていて、僕は基本的に在宅でした。

項目 費用
家賃 60,000円
光熱費 20,000円
食費 150,000円
家具・家事用品 10,000円
被服及び履物 5,000円
保健医療 15,000円
交通・通信 25,000円
娯楽 20,000円
その他(床屋さんや交通費など) 20,000円
合計 325,000円

東京のワンルームで2人で同棲していたときの生活費はこんな感じでした。先ほども書いた通り東中野のペット可能物件の家賃の目安は100,000円くらいなので、家賃に+40,000円すると、大体、人間の生活費だけで400,000円近いお金が毎月必要になることが分かります。

ワンちゃんにかかる生活費

項目 費用
食費 10,000円
医療費 5,000円 (ワクチンやフィラリア予防含む)
おもちゃ 1,500円
トリミング 1,000円(爪切りのみ)
ペットシート 2,500円
合計 20,000円

ワクチンや狂犬病予防の注射は、12で割って1ヵ月あたりに換算して医療費に入れてあります。全て合わせると、大体1ヵ月あたり20,000円になりました。

コーギーの場合、トリミングの必要がない犬種なので、カットなどの費用は含まれていません。カットなど必要な犬種の場合、トリミング1回あたり5,000円くらいはかかると思います。

ブリーダーからお迎えした子の場合は、ペット保険などは強く勧められないと思いますが、ペットショップからお迎えの場合には、ペット保険と、生体補償への加入が半強制かと思います。2つ加入した場合には、それぞれ5,000円くらいで、合わせて+10,000円くらい毎月の出費が増えます。

つまり、出費が30,000円になるということですね。

【まとめ】東中野でパートナと同棲しつつワンちゃんと暮らすボーダーラインは1ヵ月あたり400,000円くらいから

【まとめ】東中野でパートナと同棲しつつワンちゃんと暮らすボーダーラインは1ヵ月あたり400,000円くらいから
東中野でペット可能物件に住んだ場合の2人の生活費が大体400,000円。そこに中型犬(コーギー)をお迎えした場合にかかるワンちゃんの生活費が20,000円くらい。合わせて420,000円となりました。

東中野でワンちゃんをお迎えして同棲していくには、大体400,000円くらいの生活費がボーダーラインで、どのようなお部屋に住むか、どのようなライフスタイルなのか、どのような犬種をお迎えするのかで出費が増えていくと思われます。

なので、東中野でワンちゃんとパートナーと暮らしていきたいという方は、月400,000円くらいは最低見ておくと良いでしょう。同棲となると1LDK以上の間取りは欲しいことが多いと思うので、広めの間取りを希望するのであれば月500,000円〜月600,000円以上は欲しいかもしれません。