どうもこんにちは!ゲイでノンセクシュアルでXジェンダーのしょうへいです。
新宿二丁目のゲイバーに行ってみたいけれど「どこのバーに行ったらいいのか分からない」「不安で一歩が踏み出せない」という方もいらっしゃるでしょう。
本記事では二丁目によく遊びに行くゲイの視点から初めてでも安心して楽しむことができる新宿二丁目のゲイバーを紹介していきます。是非参考にしてみてください!
*注:2022年3月27日現在コロナの関係で営業を休止しているお店や短縮営業になっているお店もあります。向かう前にTwitterの情報などから、営業しているのか問い合わせしてみてください。
チェック → ストレートが新宿二丁目ゲイバーに遊びに行くときに知っておくべきこと
初めに知っておきたい2つのゲイバーの種類
ゲイバーには『ゲイ向けのゲイバー』『観光バー』の2種類があります。この2種類を知っておくことで、二丁目に行ったときにより楽しく過ごすことができるようになります。
ゲイ向けのゲイバー
ゲイ向けのゲイバーは文字通り、ゲイを対象としたゲイバーです。スタッフもお客さんもゲイで、ゲイ同士、会話やお酒を楽しみます。
このタイプのゲイバーは『一応ストレートの方も入店することができることが多いですが、料金が割り増しになったりする場合』があります。店舗によっては女性の方は入店NGの場合もあります。
ゲイ向けのゲイバーは、ゲイが主役の場所ですので、ストレートのお客さんは羽目を外しすぎないように気をつけましょう。
観光バー
観光バーは新宿二丁目に遊びに来るストレートの方々を対象としたゲイバーです。観光バーは『ストレートの方がゲイバーに遊びにいく場合には、観光バーに遊びに行くのが良い』でしょう。
女装をした方だったり、様々なゲイの方が新宿二丁目を訪れるストレートの方を楽しませてくれます。
全てのゲイがオネエというわけではない
ストレートの方が新宿二丁目に遊びに行く場合、多くは観光バーに遊びに行くことになると思います。観光バーではオネエ系のゲイとお話をすることも多くあるでしょう。
テレビでゲイがオネエとして放送されているのも相まって、ゲイ=オネエという印象が強くなってしまうかもしれません。しかし『ゲイの全てがオネエというわけではありません。オネエ系のゲイはゲイの中のほんの一部』です。
またゲイは心が女性だから男性を好きになっているわけではありません。ただ好きになる対象が男性だっただけです。同性を好きになる以外は、ストレートの男性と何ら変わりありません。
初心者にもおすすめできる新宿二丁目のゲイバー(ゲイ向け)
ArtyFarty(アーティファーティ)
アーティファーティ(通称アーティ)は二丁目でもかなり人気のあるクラブです。
二丁目初心者の方や初めて二丁目に行くという場合、とりあえずアーティをおすすめする方も多いはず。僕自身も初めて連れて行ってもらったバーはアーティでした。
500円からお酒をオーダーすることができ、クラブミュージックが流れる中、広々とした空間でお酒を楽しむことができます。
ミックスバーなのでゲイからレズビアンなど様々な方が訪れます。その為、初心者でも入りやすいです。
ANNEX(アネックス)
アネックスもアーティ系列のお店です。アーティ同様に500円からお酒を楽しむことができます。アーティが混んでて入れないという場合には、アネックスに行っても良いでしょう。逆にアネックスが混んでいる場合にはアーティに行ってみると良いでしょう。
アーティ同様にアネックスも二丁目ではかなり広いお店です。こちらもミックスバーなので、様々なセクシュアリティの方が訪れます。僕自身の体感にはなってしまいますが、アーティよりはアネックスの方がゲイは多いかもしれません。
Eagle Tokyo(イーグルトーキョー)
Eagle Tokyoは2017年頃にオープンしたまだ比較的新しいショットバーです。外から中の様子が思いっきり見えるので、どんな人が居るのか、どんな様子なのか分かりやすく入店しやすい作りになっています。
アーティやアネックスに比べると、ゲイのお客さんが多く、中でも短髪でヒゲを生やしているようなイカニモ系の人が多い傾向にあります。一応コンセプト的には外国人向けのようですが、特に関係なく外国人も日本人も多い国際的な場所となっています。
Eagle Tokyoも500円からお酒を楽しむことができます。
ao(通称:あお)
スナックタイプのバーに行くのであればaoがおすすめです。スナックタイプのバーの中では間取りが広く開放的ですし、店内の色合いも爽やかで優しい感じなので、初めてでも落ち着いて楽しめます。
かずきママ(写真右側)は長いことゲイバーで働いて、独立してお店を出した方なので、経験も豊富。初めての方と分かれば話しかけてくれて、馴染みやすいように取り計らってくれると思います!
予算はショットで飲むなら2,000円前後かと思います。ボトルなら4,000円~5,000円くらいです。
Blazin’XXX(ブレージン)
僕が昔バイトさせてもらっていたバーです。誰でもWelcomeという感じなので、お店の中で身内ノリみたいなものも無いですし、初心者でも馴染みやすいバーかなと思います。
ママは、「これぞ二丁目のママ!」といった感じなので、二丁目のバーの雰囲気を味わいたい場合にもとてもおすすめ。予算はショットで2,000円~3,000円くらい、ボトルで5,000円くらいです。
KLOCK LOCK
20代〜30代くらいのゲイに人気の高いゲイバーです。マスターを始め店子の方々もゲイ受けの良いイケメンだらけです。
予算はショットで2,000円くらいで、ボトルを入れると5,000円くらいかと思います。とてもおすすめ♪
cozy
cozyというのは居心地の良いという意味で、二丁目に遊びに来る方々に、楽しく居心地の良い空間を提供することをコンセプトとしているバーです。LGBTsもストレート男性、女性も歓迎のスタンスです。
予算は4人グループで鏡月のボトルを1本入れた場合、セット代4名分8,000円+鏡月ボトルが5,000円となり、合計13,000円になるとのことです。(参考:ホームページ)
Jeff
Jeffは居心地の良さとエロがあるお店(?)をモットーに20代〜30代くらいくらいに人気の高いゲイバーです。ゲイ受けの良い感じの店子さんが多く若い子を中心に盛り上がっています。ママは上海に住んでいた経験があり、中国語も対応可能とのこと。
週末の二丁目が賑わっているときに是非行ってみたいゲイバーです。
THE CLUBHOUSE
THE CLUBHOUSEは、30歳前後のお兄さん達に人気の高いゲイバーです。大人向けのゲイバーがコンセプトの為かちょっと料金は高めの印象がありますが、とても綺麗なお店で良い感じです。
そしてTHE CLUBHOUSEはイケメンが集まるお店としても有名です。男前の落ち着いたイケメンと出会いたい方は行ってみると良いかもしれないです。
A-LAND
A-LANDは20代前半くらいの子達に人気のあるゲイバーです。とても人気のあるゲイバーでスタッフさんも、お客さんも可愛い子ばかりです。
二丁目デビューしたばかりの若い子達が遊びに行く場所でもあるので、二丁目初心者でも楽しみやすいゲイバーかと思います。
初心者にもおすすめできる新宿二丁目のゲイバー(ストレート向け)
Campy! bar
新宿二丁目のメインの通りにあるお店です。テレビ出演もされるような豪華なキャストが優しく楽しくお客様をお迎えしてくれます。
迷ったらcampy! bar。間違い無いお店です。
がいずば。
がいずば。は観光バーではなく、ゲイやビアン、その他のLGBTsやストレートの方など、みんなで楽しむMIXバーになります。リアルなゲイと会話を楽しみたい方や、他のセクシュアリティの方と仲良くなりたいという場合にとてもおすすめできるバーと言えるでしょう。
ビコビコ
ビコビコは僕が新宿二丁目に遊びに行くようになった頃からずっとあるお店です。つまり少なくとも10年以上続く人気店です。スタッフの多くはゲイでで、僕がよく遊びに行っていた頃にはストレートの方もスタッフをやっていました。
ゲイのお客さんは勿論、ストレートの方や、女性のお客さんも多く、初心者にも優しいお店なのでとても楽しみやすいと思います。
FreeStyle
新宿二丁目の十字路から見える青い看板のお店です。昔、友人に連れて行ってもらって、居心地の良さからしばらく通い詰めていました。
スタッフの方は全員がゲイですが、お客さんは結構MIX気味でゲイからストレート、その他のLGBTsも楽しめるお店となっています。
大騒ぎするようなバーではなく、どちらかといえば適度にカラオケなど楽しみながら、楽しい時間を過ごすことができるバーだと思います。以前職場の女の子も連れていきました。
ストレートの方にも安心して紹介できるバーです。Twitterは無いみたいなので、ホームページから情報を仕入れると良いでしょう。
marohige
marohigeはバビ江ノビッチさん、イズミ・セクシーさん、バンザイきょう子さんなど、二丁目でも有名な女装(ドラァグクイーン)の方が所属するお店です。
新宿二丁目で遊ぶゲイにも人気のあるお店で、ゲイもストレートも一緒に楽しむことができるお店と言えるでしょう。とてもフレンドリーな雰囲気のお店なので、初心者でも安心して楽しむことができます。
JET-★
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JET-★は新宿二丁目の老舗観光バーです。年中無休365日週末気分を味わってもらおうをコンセプトにとても楽しい雰囲気の溢れるバーです。シンプルな料金システムなので新宿二丁目初心者でも安心してお店に入りやすいです。
スターコースはテーブルチャージが1,000円、各種カクテル1杯が1,000円なので2,000円からJET-★を楽しむことができます。ボトルキープの場合は、SET料金が3,000円でボトルが4,500円となります。
パッチワーク
パッチワークは2015年にオープンしたお店です。ゲイバーというよりもMIXバー的な要素が強いかもしれません。実はマスターはゲイではありません。でもスタッフさんもお客さんもセクシュアリティ様々で、色々な方が集まる場所となっています。
二丁目のお店は基本的にはチャージ料金がかかりますが、パッチワークはチャージ料金がかかりません。その為、気軽にお酒を楽しむことができます。
ネオジオ
ネオジオは新宿二丁目のメイン通りにあるお店です。観光バーというよりもゲイバー的要素の方が強いお店なので、ゲイとお話ししてみたいという方におすすめできるお店です。
Roi(ロワ)
ロワは新宿二丁目にある本格的なワインバーです。昔、友人に連れて行ってもらって「こんなに美味しいワインが飲めるお店が二丁目にあったんだ・・・!?」と感激しました。
ゲイバーというよりはワインバーなのですが、新宿二丁目にあることから、様々なセクシュアリティの方に人気のあるお店となっていて、ストレートの方も気軽に楽しめるお店となっています。
初心者にもおすすめの新宿二丁目のゲイバーのまとめ
本記事では二丁目の初心者にもおすすめのゲイバーを紹介させていただきました。いきなりスナック系のバーに入るのは敷居が高いと思うので、ショットバーなどに何度か通って二丁目の雰囲気に慣れたり、友達ができてからスナック系のバーに行くのが良いと思います。
二丁目は慣れてきて楽しみ方が分かってくれば、本当にとても楽しい街になります。興味があれば是非一歩踏み出してみてはいかがでしょうか!