どうもこんにちは。LGBTs当事者によるLGBTsフレンドリーな不動産会社IRISのしょうへいです。

東京に引っ越しをして東京生活を楽しみたいと思っていても、実際にどれくらいの生活費がかかるのか分からなければ中々、実行にまでは移すのは難しいと思います。

本記事では実際に東京生活をした経験から、ゲイの東京一人暮らしにはどれくらいの生活費が必要なのか解説していきます。

ゲイが東京で一人暮らしするには初期費用どれくらいかかる?

【結論】ゲイの東京一人暮らしには生活費が120,000円〜200,000円かかる


大学に通うために東京で一人暮らしする場合は大体、1カ月120,000~150,000円くらい。社会人として東京で一人暮らしする場合は、1カ月150,000~200,000円くらいが平均的な数値です。

家賃を抑えたり、自炊を行えばさらに費用を抑えることも可能です。次の項目から詳しい内訳を説明していきます。

一人暮らしにかかる費用とは?

一人暮らしを始めると『家賃』『食費』『水道・光熱費』『通信代』『交際費』『オシャレ費』『娯楽費』『保険代』にお金がかかります。

家賃

借りている部屋の家主さんにお支払いするお金です。東京23区内だと良心的なところで50,000円前後から借りることができます。

食費

食事代のことです。自炊して節約気味にしていれば月3万円くらいの方が多いようです。特に節約などを考えずに外食が多くなると60,000~100,000円くらいは平気でかかってしまいます。

水道・光熱費

水道代+電気代+ガス代を合わせた費用のことです。在宅ワークでなければ10,000円くらいが平均的です。

通信費

主にケータイ電話の利用料とインターネットプロバイダーの料金のことを言います。ケータイ代のみだと10,000円前後が多く、インターネットプロバイダと契約している場合は合計で15,000円以上かかることが多いです。

2021年12月現在は格安SIMなども増えた影響で大分、抑えることが可能になりました。しっかりと用途に合わせてケータイの料金プランを選べば、プライバイダーの料金と合わせて10,000円以下に抑えることも可能でしょう。

交際費

人付き合いで発生する費用のことをいいます。季節によって必要なお金が大きく変わったり、交友関係でも必要なお金が大きく変わったりします。

オシャレ費用

洋服代や化粧品、髪の手入れなどに使う費用のことをいいます。人によって差が大きいですが10,000~15,000円くらいが多いようです。

娯楽費

主に自分の趣味に使う費用のことをいいます。レンタルDVDを借りてきたり、1人でカラオケに行ったりするお金が娯楽費となります。

誰かと一緒にカラオケに行くなどは交際費の方に入ります。

保険料

体調が悪くなったりしたときのための医療保険料。大体3,000~5,000円前後の費用がかかります。

ゲイが東京で一人暮らしをしたときの生活費の例

ではゲイが1ヶ月にかかる費用の例をご紹介します。家賃や食費、光熱費以外は一人暮らしをしていなくてもわかると思うので、ご自身とぜひ比較してみてください。

データは2019年7月のものになります。(2021年の今であればケータイ代は半額以下に抑えることも可能でしょう。)

僕が東京で暮らしていたときの生活費(20代のとき)

費用種類 出費
家賃 70,000円
食費 60,000円
水道・光熱費 12,000円
ケータイ代 12,000円
プロバイダー代 5,000円
交際費 5,000円
オシャレ費用 8,000円
娯楽費 15,000円
保険料 5,000円
合計 192,000円

僕が新宿区で一人暮らししていたときはこんな感じでした。

自炊する事もあったのですが、ほとんど外食だったりお弁当買ってきて食べていたりしたので食費がまず高いです。その上、パソコンがずっとつけっぱなしだったので光熱費もちょっと高めになっています。娯楽費は主にトレーニング関連にかかっている費用になります。

2021年12月の今であれば、格安SIMなどの影響もあってケータイ代は大きく抑えることができます。今の僕のケータイの毎月の利用料金は0円〜1,980円に収まっています。

20代ゲイの友人の場合

費用種類 出費
家賃 25,000円(50%は会社負担)
食費 40,000円
水道・光熱費 8,000円
ケータイ代 12,000円
プロバイダー代 3,000円
交際費 10,000円
オシャレ費用 10,000円
娯楽費 20,000円
保険料 10,000円
合計 138,000円

中野区に住んでいる友人のデータです。会社が家賃負担をしてくれている上に、自炊もしているとのことなので1カ月に必要な費用がかなり抑えられていのが分かりますね。

ゲイバーに飲みに行ったり友人とご飯食べに行ったりも割としているみたいです。でも、基本的にはオール飲みはしないとのこと。

30代ゲイの友達の場合

費用種類 出費
家賃 60,000円
食費 60,000円
水道・光熱費 10,000円
ケータイ代 15,000円
プロバイダー代 0円
交際費 0円
オシャレ費用 5,000円
娯楽費 25,000円
保険料 5,000円
合計 180,000円

ゲイに人気の中野区に住む友人のデータです。ゲームとカラオケとパチンコが趣味らしいので、娯楽費がかなり高く出ているのがわかると思います。

ゲイバーに飲みに行ったり交友関係を広げたりということは基本的にはしないようです。

【まとめ】ゲイの一人暮らしにはどれくらい生活費がかかる?

東京で社会人として一人暮らししていくのであれば15万~20万円くらいの生活費がかかります。少しでも生活費を抑えるのであれば食事を自炊にすると大幅に節約が可能です。

収入は手取り20~25万円くらいはほしいところですね。東京都の今現在(2021年12月16日)の最低賃金は1,041円ですので、アルバイトのみで暮らしていくのは厳しいところがあるかもしれません。

時給1,041円で週5日、1日8時間労働した場合の1ヵ月の手取りは166,560円です。かなり節約すれば一人暮らし出来なくもないですが、余裕がある生活にするのはかなり難しそうです。