私たちは「好きな人と一緒に暮らしたい」という当事者の想いを叶えるべくこれまでに5,000件以上のお部屋を紹介してきました。
そんなIRISでは、交通広告(つり革)を今年6月よりスタートし、現在は大江戸線・新宿線・三田線・浅草線の4路線で見ることができます。
この記事では、どんな会社かの紹介や「好きな人と暮らしたい、ただそれだけ。」というキャッチコピーに込めた想いを紹介していきます。
ぜひみなさんに、よりIRISのことを知っていただければ嬉しく思います。
交通広告の掲載に至るまで
IRISは本年度も東京レインボープライドやさまざまなイベントへの出展やセミナー登壇など、
オンライン・オフライン両方でさまざまなプラットフォームで広報活動を続けてきました。
一方で、LGBTs当事者だけではなく社会全体にIRISの取り組みを知ってほしい、という想いもスタッフ一同抱えていたのもあり、
日常生活のなかでIRISを知っていただくような機会も作ることができないか?ということもスタッフ同士で考えてきました。
そのような背景もあり、交通広告という手段であれば幅広いターゲットに対して、現在のIRISを表現・周知できるという結論になり、
約1年間という期間限定ではありますが、交通機関(電車内)に広告を出すに至りました。
「好きな人と暮らしたい、ただそれだけ。」に込めた想い
交通広告を掲載するに当たり、キャッチフレーズを考えるシーンがあったのですが、
はじめての試みというのもあって社内コンペという形で意見を出し合って、議論を重ねてきました。
そして、決まったのは「好きな人と暮らしたい、ただそれだけ。」というフレーズ。
現在の日本では、同性婚が認められていないのは周知の事実ですが、同性カップルや当事者の賃貸住まい探しにおいて、
未だにお申込や審査の時点でオーナーや不動産会社から断られてしまう現状があります。
そういったLGBTsを取り巻く住まいの課題感を社会全体に知ってもらいたい、と切に願っているIRISだからこそ、
「好きな人と暮らしたい、ただそれだけ。」という言葉が生まれました。
毎日色々な方が利用する電車内にメッセージを掲示することで、LGBTsに対するポジティブなムーブメントを生むための第一歩になるのではと考えます。
掲載路線・車両の詳細
参考までに、つり革広告を掲載している路線について紹介します。
以下の路線を利用する機会があれば、ぜひ注目して見てみてくださいね。
- 大江戸線
- 新宿線
- 三田線
- 浅草線