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パートナーシップ制度、企業はどう対応? 企業の福利厚生は?

LGBTs

パートナーシップ制度とは、戸籍上の同性カップルが、婚姻関係と同等の関係であることを示すことができる制度のことです。

法的に認められているものではありませんが、2015年に東京都渋谷区と世田谷区でパートナーシップ制度の承認が始まってから、現在では都道府県の100以上の自治体で制度を認めており、承認を行っています。

企業においても、婚姻関係がある人と同等とみなして、同じ福利厚生を適用する会社もあったりと、認識や理解も広まりつつあるようです。

今回は、パートナーシップ制度とはどんな制度なのか、また企業においてどのような取り組みがあるのかについてお伝えします。

パートナーシップ制度とは?

パートナーシップ制度は、地方自治体が承認し、婚姻と同等のパートナーシップであることを認める制度です。日本では、はじめて東京都渋谷区と世田谷区でスタートした制度で、2015年からのことですので、とくに日本においては決して歴史の長い制度とはいえません。

パートナーシップ制度が認められるようになって変化もあります。パートナーとして公営住宅への入居が許可されるようになったり、病院でも家族として扱ってもらうことが可能になることで、パートナーの病状を知ることができたりとパートナーシップ制度の承認を受けていることで一定の効力は認められています。

しかし、日本においては同性婚は法律上認められておらず、現在のパートナーシップ制度には法的な拘束力はまったくないので、実際には婚姻関係にある人とまったく同じようにとはいきません。

そんな中でも、さまざまな取り組みを行っている企業もあります。

企業とパートナーシップ制度

たとえば、婚姻関係にあるパートナー同士、つまり夫婦やその子どもなどを含めた家族に対しては、結婚時に一時金や休暇が認められたり、住宅手当があったり、適切な休暇、休職制度があったりと、企業によって違いはありますが福利厚生が充実していることが多いです。

しかし、パートナーシップ制度については、法律上は家族ではないため、福利厚生が適用されるかどうかは企業によっても大きく分かれるところです。とはいえ、会社で働いていると福利厚生の充実度合いによって、収入も大きく変わりますし、働きやすさにもつながってきます。

それを踏まえて、パートナーシップ制度にも、婚姻と同等の福利厚生を認める会社や企業も出てきています。

パートナーシップ制度にみとめられる福利厚生は?

会社や企業によって取り組みはさまざまですが、パートナーシップ制度を婚姻と同等として扱い、お祝い金や休暇の対象としている企業も増えてきています。

また、パートナーを持つ人に適用される福利厚生を、パートナーシップ制度の承認を受けたカップルだけでなく、性別にとらわれず事実婚なども含めて対象としている企業もあって、より多様な生き方や選択を認める傾向も見られるようになってきました。

住宅手当や家族手当なども

他にも同性パートナーも一緒に住むことができる社宅を用意したり、家賃補助に含めたりするようにした企業もあります。また、結婚、育児、介護休暇など家族に対して認められる休暇については、性別を問わずに申請することができるように決めた企業もあるようです。

さらに、同性パートナーの子どもに対しても家族手当の対象とするなど、選択肢が増え、多様な生き方が認められつつあります。

また、パートナーシップ制度の承認を受けたパートナーに限ったことではありませんが、企業をあげて社員がレインボーパレードに参加したり、LGBTsに関する知識や理解を深めるために社内で勉強の場を設けるなど、制度だけでなく、社員の理解や認知も深められるような取り組みをあわせて行っている企業も多いようです。

現在の日本では同性婚は違法だけれど・・・

最初にもお伝えしたとおり、現在の日本のパートナーシップ制度には法的な拘束力はなく、パートナーシップ制度の承認を受けることで一定の効力を持つようにはなったものの、婚姻関係にある人と同じ状況とはいえないのが現状です。

同性婚が法律で認められない以上、この現状はなかなか変わることがないのかもしれませんが、企業が会社をあげて多様な生き方や選択を認め、平等に会社の福利厚生を得られるようにしようと取り組んでいる一面もあります。

日本の企業すべてがこうし取り組みを行っているとは言えないですが、一部の企業が率先してパートナーシップ制度を導入、承認し、福利厚生の拡充、認識を広めるための勉強を行うなどの取り組みをしていることで、より多くの企業の進展にもつながるかもしれません。パートナーシップ制度についての理解も深めながら、今後の企業の動向にも注目したいものです。

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◎この記事を書いた人・・・藤枝あおい
ほそぼそとライターとして活動中です。休日は1日中家で寝ていたい派。引っ越しの予定はないものの、ぐっすり眠れそうな物件情報と間取りは頻繁にチェックしています!

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