LGBTs

彼女と同棲したいと思うレズビアンカップル必見【メリット・デメリットについて】

レズビアンのカップルで同棲を考えている人は多いはずです。とはいえ、同性愛についてまだまだ理解されにくい世の中ではあるため、同棲だけでなく住まい探しなどにも不安を感じてしまうことも事実。「彼女と同棲したい」と思っていても、社会から理解されにくいことや、同棲経験のないレズビアンカップルだと新しいライフスタイルをイメージしづらいなんてことも・・・。そこで今回は、レズビアンカップルが感じたリアルな同棲のメリット・デメリットをご紹介します!

彼女と同棲したいけどできないビアンカップルは多い

筆者のレズビアンの知り合いでも、カップルで同棲したいと考えている人の話をよく耳にします。一方で、同棲願望はあるけど不安だから、一人暮らしや実家暮らしを選ぶケースもあるのです。彼女と同棲したいけど断念する人は、どのような点で不安を抱えているのでしょうか。

1.周りの目を気にしてしまう

一つ目の懸念点として、「彼女との関係性を周りが知ったらどう思うだろう・・・」と心配してしまうこと。日本では同性婚やLGBT理解増進法、LGBT差別禁止法などの法律が存在していません。そういった現状で、カップルであることを公言しづらい雰囲気があったり、伝えても珍しいものとして認識する人がいることも事実としてあります。まだまだLGBTsに寛容とはいえない環境下で、「同性の恋人と同棲していることが周りにバレたらどうしよう・・・」と懸念するカップルは多いのです。

2.経済的に厳しい

一人暮らしや同棲で一番ネックなのがお金問題。家賃だけでなく、光熱費や水道代、食事代など一ヶ月にかかる費用はとても高いのです。「同棲したい!」といっても、すぐに叶えられることではないですよね・・・。経済的理由で実家暮らしをしている学生さんは特に多く、同棲するために学校とアルバイトの忙しい日々を過ごすことも珍しくありません。家を借りるとはそれだけ難しいことなのです。

3.家族へのカミングアウトができていない

生活で大事な衣食住の「住」。家族に住む相手を伝えずに、新しい家に住むことはなかなか難しいのではないでしょうか。同棲していることを伝えても「彼氏?友達?」とその人との関係性を聞かれることもあり、まずカミングアウトしなければ同棲できないと考える人は多くいます。逆に、相手の存在を隠すことで心配されたり、怪しまれてしまうこともあり、避けて通ることのできない問題として懸念されています。

レズビアンカップルの同棲【メリット】

では、レズビアンカップルの同棲のメリットについてご紹介します。

1.経済的に余裕ができた

同棲してから、お金に余裕ができたレズビアンの人は多くいるようです。日本では、女性は男性と比べて管理職に就くことが難しいことや、給料が低くなってしまうケースも多く、経済的困難に見舞われることもあります。なので、カップルとして部屋を借りることで、家賃が分散されることは一つの大きなメリットとして考えられます。一方で、もともと実家暮らしな人は、自分でお金を払う必要があるため、同棲しても経済的に余裕がないと感じてしまうことはあるかもしれません。いずれも、月の出費を彼女と話し合ったうえで同棲することが必須です。

2.好きな人と一緒に暮らせる

同棲することで一緒に共有する時間が増え、お互いの新しい側面を見ることができます。いいところ、悪いところ含め、お互いの愛情を育むことにもつながりますし、結果「同棲してよかった!」と言っているレズビアンカップルは多くいます。最初は新しい生活をスタートさせることに勇気はいるかもしれませんが、徐々にお互いのことがわかってくると慣れてくるはずです。何より、好きな人と過ごせるのはハッピーなことです!!

3.安心して過ごせる

お互いそれぞれの家で過ごしていた頃は、毎日帰りの心配をしていた人も少なくないでしょう。家に帰るまでの道のりや、帰りの時間が夜遅くなってしまうときなど、相手を思いやるからこそ気になってしまいます。ですが、同棲はお互いの生活が直接見えるもの。相手が何をしているのかが今まで以上に見えてくるので、心配することも減ってくるのかもしれません。また、つらいことや悲しいことがあっても、横にいてくれたり、話を聞いてくれたりする存在がいることでより安心できますし、それだけでなく楽しい時間をも共有できるのは同棲ならではの魅力です。

レズビアンカップルの同棲【デメリット】

次に、レズビアンカップルの同棲のデメリットについてご紹介します。

1.住まい探しが大変だった

最近では「LGBTsフレンドリー」を掲げる不動産会社が増えてきて、大きな一歩を踏み出しています。社会の流れ的にも、LGBTsを理解しようとする取り組みがされるようになったものの、まだまだ当事者にとって生きづらさを感じることも現状です。レズビアンカップルのなかでも、関係性を不動産会社に伝えずに同居する人は多くいます。また、関係性を伝えてもパートナーとしてではなく、ルームシェア扱いされてしまうケースは珍しくありません。住まい探しの過程において、驚かれたり、変に気を遣って接してくる大家さんや不動産会社がいたとの話もよく聞きます。ライフスタイルの一部でもある大事な住まいを探すことで、不快な思いをしてしまうことは、まだまだ偏見があったり理解が不十分だからなのではないでしょうか。今後、不動産業界において、LGBTsに関する認識のアップデートが課題としてあるのです。

2.すぐに別居するのは困難・・・

最悪の出来事として、別れ話が出た場合でもすぐに関係を断つことが難しいのが同棲のデメリット。家賃や家具の譲渡など、現実的な話をしなければなりませんし、別居をするうえでの手続きも大変です。実際に同棲中に別れたレズビアンカップルは、数ヶ月は共にする必要があり、その期間がかなりつらかったと言っていました。いくら愛し合っていても、別れがくることもあり得ます。ですが、未来のことは誰も予測できませんので、別れを視野に入れて同棲を検討する必要は全くないのです。

3.リモートワーク問題

コロナ禍で家で仕事をすることが一般化されつつあります。お互いが家にいることで、一人になる時間が減ってしまうことから、ストレスに感じてしまう人もいるでしょう。そういったときに、外で散歩したりカフェに行くなど、自分なりのリフレッシュ方法があるといいかもしれません。またオンラインでの会議で、家の状況を知られてしまうリスクもあります。タイピングの音だけでも聞こえてしまいますし、誰かと同棲しているのだと知られる可能性は大いにあります。会社でカミングアウトしていないレズビアンの人は多くいるため、家でも常に気を張らなければならないのは労力のいることです。

上記の通り、同棲に対してハードルが高いと感じてしまうレズビアンカップルは多くいるのが現状。「彼女と同棲したい!」とは思いながらも、懸念されるさまざまな点を考えると、結局それぞれの家で暮らしたり、選択肢が狭められてしまうこともあります。誰もが生き生きとしたライフスタイルが送れるためには、社会だけでなく個人の認識をアップデートいていくことが必要なのです。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◎この記事を書いた人・・・Honoka Yan
モデル/ダンサー/ライター/記者/LGBTs当事者。ジェンダーやセクシュアリティ、フェミニズムについて執筆。タブーについて発信する日本のクィアマガジン「purple millennium」編集長。Instagram :@honokayan

IRISはLGBTs当事者によるLGBTsフレンドリーな不動産会社です。お部屋探しやパートナーとの同棲実現にお困りの際はぜひIRISにご相談ください。持てる力のすべてを使ってお部屋探しのお手伝いをさせて頂きます。

首都圏のお部屋探しはIRISへ

Page Top