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ポリアモリーが辛いのはなぜ?理由を勉強して理解へ近づこう

こんにちは!2000年生まれのアライ、inoです。

本記事では、ポリアモリーの方が抱える辛さについて解説していきます。

自分がポリアモリーだという方、パートナーや周りがポリアモリーだという方に参考になるような内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!

ポリアモリーとは

まずは、ポリアモリーという言葉について、その意味をお伝えします。知っている方ももう1度復習のつもりでご覧ください。

ポリアモリー(Polyamoly)とは1990年ごろにアメリカで生まれた比較的歴史の浅い言葉です。日本語で訳すと「複数性愛」という意味を持ちます。

ラテン語のPoly(複数)とAmore(愛)の合成語であり、複数の相手と合意の上で親密な関係を同時に築く恋愛スタイルを表します。ちなみに、1人とだけ恋愛関係を築いていく関係は「モノアモリー」と言います。

ここで重要なのは、ポリアモリーの関係は決して1人1人のパートナーへの愛情が軽かったり、性的欲求が大きかったりするわけではないということです。ポリアモリーは複数のパートナーがいても、きちんとそれぞれに対して尊重の気持ちを持ち、誠実に向かい合っています。

また、ポリアモリーはパートナー全員と合意を得た上で、関係性を持っていることも重要です。パートナーの誰か1人でも合意を得ていない場合、それは「浮気」になってしまいます。ポリアモリーは「浮気」とは違い、パートナーに嘘をつかず自分の状況を話し、合意を得た上で関係を続けているのです。

ただ、そうは言っても人によってポリアモリーの定義に対しては、様々な考え方を持っています。パートナーとよく話し合い、それぞれの価値観を話し合っていくことが、ストレスなくお互いに関係を築く上で、大切になってくると思います。

ポリアモリーが辛い理由とは

ポリアモリーについて学んだところで、次はいよいよポリアモリーの人々が抱える辛さについてご紹介していきます。ポリアモリー当事者の方も、ポリアモリーのパートナーの方も、ぜひ辛い理由を共有して話し合うきっかけにしてください。

理由①「おかしい」「病気だ」とみなされる

日本に限らず世界では、パートナーは1人だけとされるモノアモリーが「当たり前」だとされている風潮が残念ながらあります。そのため、ポリアモリーを公表すると「ただの浮気者だ」「それはおかしい」「病気だ」といった心無い批判を受けてしまうこともあります。

ポリアモリーは、病気でもおかしい人でもありません。1人1人に個性があるのと同じく、恋愛スタイルも様々です。ポリアモリーは複数の人と関係を結んでいますが、1人1人に誠実に接し、愛しているという点では他の恋愛スタイルと特に変わりはありません。

しかし、残念ながらまだポリアモリーの価値観が理解されない、広まっていないことが多いため、ポリアモリーの方が「自分はおかしいんだ」「批判されるのが怖くて言い出せない」と辛い気持ちを抱えてしまうこともあるでしょう。

理由②嫉妬心との向き合い方

ポリアモリーは、複数のパートナーと合意のうえで関係を築いています。そして、パートナーを独占しないことが前提です。しかし、だからと言って嫉妬心が完全にないわけではありません。

もちろん考え方や感情は人によって様々ですので、嫉妬心が無いという方もいます。ただ、ポリアモリー同士で関係を築いている場合、パートナーが他の人と付き合っていることに嫉妬を覚える方も。嫉妬とどう向き合うか、自分が相手を嫉妬させてしまった場合、どう対処していくかは重要です。

自分自身やパートナーが嫉妬をしているという場合は、1度冷静に話し合いをしてみるのがおすすめです。お互いになるべくストレスが無く、気持ちの良い関係を築くために、できることはないか考えてみると仲が深まるはずです。

理由③浮気が許されるとみなされ羨ましがられる

ポリアモリーのことをよくわかっていない人は、複数の人と関係を持つ=浮気をしているという考えをしてしまっている場合があります。そのためポリアモリーの方に「浮気を堂々とできていいな」「自分もいろんな人と付き合いたい。羨ましい」など皮肉に近い言葉を言ってくることがあります。

しかし、ポリアモリーは軽い気持ちで複数の人とパートナーの関係を築いているわけではありません。1人1人としっかり向きあい、それぞれの人を心から愛している上でできる関係を築いています。もちろんパートナーに合意を得ず、他の人と関係を新たに構築したり嘘をついたりしてしまうと、「浮気」ととらえられてしまう可能性はあります。そのような事態を避け、パートナーを裏切らないよう、ポリアモリーは日々細かい配慮を送っているのです。

理由④カミングアウトが怖い

先ほども軽くお伝えしましたが、日本をはじめとする世界ではまだまだ一夫一妻制が「当然」と思われていることが多いです。そのため自分がポリアモリーであっても批判をもらうのではないかと恐れ、カミングアウトができない方がいる現状があります。

また、ポリアモリーという言葉自体まだ広まっていないため、家族や友人に説明する際、ポリアモリーはどんな価値観かという事を1から説明する必要がある場合も。その過程が大変だと考え、カミングアウトを諦めてしまう方もいるはずです。もしカミングアウトしたとしても、言われた側が必ずしも考えを分かってくれるとは限らないので、カミングアウトが怖くなってしまうこともあるでしょう。

ポリアモリーが辛いときの対処法

ここまで、ポリアモリーの方が感じる辛さについてお伝えしてきました。そしてここからは、ポリアモリーの方が自身の恋愛スタイルを辛く感じてしまう場合にはどうしたらいいか、私なりに考えたことをご紹介します。もちろん私の考えが正しいというわけではないので、参考程度にしてもらえると幸いです。

まず、自身の恋愛スタイルを理解してもらうために、長い時間がかかるかもしれないと考えることが1つの対処法だと思います。ポリアモリーについてすぐに理解してもらうのが難しいことも多くあります。まだポリアモリーの考え方が進んでいない今の世の中では、新しい考え方に困惑してしまう方もいるかもしれません。そんな方をすぐに説得し、納得してもらうのは簡単なことではないでしょう。そのため、長い時間がかかるものだと最初から考え、少しずつポリアモリーの恋愛スタイルを理解してもらうようにしていくと相手も徐々に受け入れられるようになると思います。

また、批判や心無い言葉が気になるという方には「目を背ける、耳をふさぐ」という手段をとることも1つの選択肢としておすすめします。どんなにこちらの考えを伝えても、どうしても理解してくれない人は残念ながらいると思います。その場合は理解してくれない人から距離を置き、自分のストレスを減らすことも重要です。

家族や大事な友人ではそうもいかないことはあるかもしれません。しかし、そこまで親しくなく自分と価値観が合わない人には、無理やり考えを押し通すより、いっそ諦めて距離を置いた方がいいいこともあります。自分を守るために目を背け、批判に耳をふさぐ手段もあるということを覚えておくと少し楽になれるかもしれません。

ポリアモリーな自分が辛い方へ

ポリアモリーである自分が辛いと思うこともあるかもしれません。しかし、ポリアモリーは1つの個性であり、決して悪いことではないのです。難しい点もあるとは思いますが、自分の個性として大事にし、そんな自分も愛してあげられると良いと思います。私たちアライも、ポリアモリーの方々の価値観が少しでも広まり理解される世の中になるよう全力で支援していきます!

本記事では、ポリアモリーが辛い理由とその対処法についてお伝えしました。ポリアモリー当事者の方、そしてパートナーや友人など周りにポリアモリーがいる方へ少しでも参考になれれば幸いです。

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◎この記事を書いた人・・・ino
2000年生まれのアライ。ライターとブロガーで活動しています。実年齢-5歳に見られがち。豚骨ラーメンを愛してやみません。

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