LGBTs

迫り来る老後、本当に自分は大丈夫か。LGBTsの老後に必要な金額は3550万円。


現在日本国は長寿命大国であり平均84歳(世界第二位)で男性が80歳、女性で87歳である。(参考:日経経済新聞

過去の日本国の平均寿命データから10年ごとに平均3歳ほど伸びているのが、厚生労働省の発表により明らかになった。例えば25歳成人男性、25歳成人女性で示すと、30年後には約9歳~10歳平均寿命が延びている事になるため、男性で90歳、女性で97歳になる時代が来る。

これが100年時代と言われる理由である。平均で90歳~97歳まで生きる時代、LGBTs当事者として、何を考えなければいけないのか。老後(現在日本の老後65歳)から25年間以上の月日をどうやって幸せに暮らすかが今考えなければいけない課題だと感じる。

日本における問題「老後資金不足、年金受給額の減額」老後2000万問題、2025年問題に迫る。

日本における問題「老後資金不足、年金受給額の減額」老後2000万問題、2025年問題に迫る。

ここ最近で国が老後2000万問題に関して、取り上げ国の推奨する資産形成商品などを公表した。

老後2000万問題とは、ある夫婦世帯が毎月18万円の厚生年金を貰い65歳~30年間生活をしたときに、生活資金が2000万円足りないと金融庁の金融審査会が報告したデータである。では月々いくらあれば生活ができるのか、最低限必要な資金は全国平均で23万円と言われている。

日本における問題「老後資金不足、年金受給額の減額」老後2000万問題、2025年問題に迫る。

しかし、この計算には一点注意が必要である。年金受給者の年金の種類によっても受給額が異なる。

更には、今までの貯金、退職金なども計算に入れる必要があるため、上記考えは一般論に過ぎない。そのため、自分自身が将来老後にいくらの生活をしたいのか、その時にはパートナーがいるのか、LGBTs当事者である私でさえ今ライフスタイルが大きく変わってきている中でいつまで働くかによって大きく老後の必要資金が変わってくる。

30年後、年金の受給額が減額されるとの発表があった

30年後年金の受給額が減額されるとの発表があった

30年後厚生年金で2割、国⺠年金で約3割削減される(参考:将来の公的年金の財政見通し)とのことだ。年金に関しては今後も大きく制度が変わってくるだろう。なぜなら2025年問題が迫っているからだ。

2025年問題とは現在の65歳〜70歳がまさに団塊の世代と呼ばれており、日本人口の約6分の1を占めている。なぜこれが問題視されているかというと、人口の6分の1の人間が2025年までに高齢者になるからだ。(参考:今後の高齢化の進展〜2025年の超高齢社会像

高齢者になると国はどのようなサービスを与えるかというと「社会保障制度」いわゆる年金等(介護、医療、その他)を支払うことになる。

今まで日本国の売り上げにあたる税金を納めてきた団塊の世代はいわゆる、国を会社に例えると売り上げのトッププレイヤーだ。その人間が2025年全員退職し人口6分の1の世代に社会保障制度(年金)を支払うことになり、ダメージは6分の1となる。

では残された世代は、いなくなった6分の1の税金を払っていかないといけない。要は現在増税が繰り返されている理由と年金が減額され、もらえるかどうかわからない状況になってきているおおきな要因の一つだと考える。

【LGBTs×老後】何を考えなければいけないのか。

【LGBTs×老後】何を考えなければいけないのか。

一般的にストレートの人間は、結婚をして子供が生まれて家を買い子供に備える。これが一般的な考えだが、現代では様々な多様化が進み、それぞれのライフスタイルワークスタイルも異なる。

私が考えるにLGBTsが何を今後意識していかないといけないかについて、老後資金もそうだが、介護も併せて考えなければならないと強く感じる。

現在日本では介護が必要になる平均年齢が75歳~85歳と言われており、過去から考えても介護施設を利用する方も急激に増えている。LGBTsの方は将来パートナー同士で介護をしあって生活をすることはできるのか、そこに着目をしていかなければいけないと強く感じる。

現在の介護施設の利用料金も全国平均で「一時金約10万円、月々13万~30万」(参考:老人ホームでかかる費用に関する全知識)と言われている。例えば老後75歳~85歳の10年間施設を利用すると、

  • 施設一時金:10万円
  • 施設月々:13万円
  • 10万+13万×12ヶ月×10年=1550万円が必要になってくる

初めに説明をした2000万問題での老後資金に加え、プラスで約1550万円の資金準備も行う必要が出てくる。

最後に

最後に

様々な問題や考え方を述べさせていただいたが、私自身LGBTs当事者として将来のことをより深く考えていかなければならない。

もちろん様々な考え方はあるが、こういった情報を考え知るか、または知らないかで未来は大きく変化していくと考える。

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◎この記事を書いた人・・・D. A
前職は大手通信会社の営業を務め、2020年にLGBT向けのライフプランナーとして独立。主に老後に向けた資産形成を軸に活動。趣味はコーヒースタンド巡りと買い物。

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