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しょうへい

【ゲイの学生時代】女っぽいからという理由でイジメを受けていた話


どうもこんにちは!LGBTs当事者によるLGBTsフレンドリーな不動産会社IRISのしょうへいです。

みなさんは学生時代どのような生活を送ってきたでしょうか。僕はあまり学生時代に良い思い出がなく、特に中学3年生のときは地獄のような日々でした。

本記事では僕の中学生時代の昔話。女っぽいからという理由でイジメを受けていた話をしていきますね。

僕は女っぽい男子中学生だった

中学生時代の僕を一言で言えば女の子っぽい男子中学生でした。というのも僕はXジェンダーのゲイなので、自分自身の性自認が曖昧で、成長する過程で男性的な立ち振る舞いが自然に身につくことがありませんでした。

なので学校という社会で男子として立ち振る舞うことができず、どことなく女の子っぽい男子中学生となっていました。男っぽいとか女っぽいとか正直今でもよく分からないですけどね。

中学2年生のクラス替えからイジメがスタート

イジメのきっかけは中学2年生でクラス替えで、今まで同じクラスでは無かったW君と一緒になったことが始まりでした。1回目の席替えの時、僕はW君の後ろになったのですが、プリントを配られる時、毎回僕が受け取る前に手放してしまってプリントを床に落とされていました。

他にもグループワークで強い口調で話しかけてきたり、かといって僕が話しかけると一切口を聞いてくれなかったり、そんな状態が半年くらい続きました。2回目の席替えでもW君の後ろになってしまったため、さらにその状態が続くことになりました。

女っぽいのがムカつく!気持ち悪いもっと男らしくして

僕は「自分さえ耐え続けていれば、卒業してそれで全部が終わる」と思っていたので、特に誰にも相談せずいたのですが、ほかの人から僕のうわさが担任の先生の耳に入ったようで、3人で話し合いすることになりました。

話し合いは担任の先生が理科担当だったため、理科準備室で行われました。
薬品の臭いと、深く眉間にシワを寄せたWくんの表情が合わさって、とても重い空気で話し合いがスタートしました。そしてW君は眉間にシワを寄せたまま腕を組んでいるだけで、話が進む気配も全くありません。

重々しい空気のまま30分くらい経ったでしょうか。ようやく口を開いたW君が言うには「僕が女っぽくてムカつくし気持ち悪いから、男らしくする為に嫌がらせしていた」そうです。ちょっと良く分からないという方も多いでしょう。

つまり嫌がらせをして僕を怒らせたりやり返しさせたりするようにしむけることで、僕を強くして男らしい振る舞いができるようにさせようと思っていたそうです。そして本人的には良かれと思ってやっていたらしく、悪意は無いとのことでした。

僕が女っぽいことで不快に感じる人がいる

自分の男っぽさについては僕自信も当時凄く悩んでいました。というのも、僕は小学6年生くらいの時にお風呂に入っていて、着替えてる最中に台所にいる父親と母親の会話を少し聞いてしまったことがきっかけです。

父親が母親に対して「アイツ(僕)普通に女だぞ」と話していました。僕はその会話をハッキリと聞き取れたものの、聞いてないフリをして今の今まで生きていますが、凄くショックでトラウマみたいに今も何度も思い出します。

この件をずっと引きずった状態で、男らしくないということでイジメを受けてしまったので、メンタルはボロボロになりましたし、「僕って何なんだろう」という気持ちでいっぱいになりました。

おそらく、父親としても僕には『男らしい息子』になって欲しかったと思いますし、同級生(W君)も僕が女っぽいと言うことで不快に感じたようですし、男っぽさや女っぽさなんて僕だけの問題だと思っていたのに、他の人にまで不快な思いをさせてしまっていたことにショックを感じました。

僕は女っぽい自分を隠す為に自分を殻に閉じ込めた

話し合いの結果、最後の方では和解に近いような雰囲気になり、W君から嫌がらせを受けることは無くなりました。その後、教室で会話することも殆ど無かったですが。

そして僕は中学を卒業して高校に入学することになります。僕が行った高校は僕の通っていた中学校からは殆ど誰も行かなくて、一緒の中学だった人たちとも同じ教室にはなりませんでした。だから基本的には誰も僕の中学時代なんて知らないわけです。

僕は女っぽいってことで嫌な思いしてきているので、女っぽい自分を全力で隠すことにしました。隠すことにしたというか、無意識のうちにバレないようにたち振る舞うようにしました。

その結果出来上がったのがコミュ障な自分です。クラスの人たちとは必要最低限のことしか話さないし、素の自分を見せるわけには行かないので他の人とは壁を3枚くらい重ねて距離を保つように徹底しました。

ただこんな状態がずっとスムーズに続くわけがないですよね。1年生の冬になると学校の近くまでは行くものの、校舎に足を踏み入れることが苦痛になり、そのまま街をフラフラするようになって、退学することを選びました。

学生を辞めてからも自分の女っぽさというのは凄く根が深い問題となってしまって、バイトするにも何するにもとにかく女っぽさを隠さないといけないと感じてしまうようになり、今だに上手く元々の自分自身を取り戻せないでいます。

男っぽいとか女っぽいとかっていう雰囲気は分かるけど個性とか性格の一部じゃダメなのかな?

10代に入る前から20代前半頃くらいまで、男っぽさや女っぽさを気にし続けていた僕ですが、最近はなるべく素の状態でいようと思っています。そもそも男っぽいとか女っぽいという感覚は人によって基準が違うと思いますし、男っぽくても女っぽくてもそれがその人だと思うんですよね。

なんとなくそんな風に考え方が変わってきて、あまり『特定の性別らしさ』なんて気にする必要がないんじゃないかな?と思えるようになりました。
男だから男らしくしなきゃいけないとか、女だから女の子らしくしなきゃいけないとか、自分で性を選んで生まれてきたわけでもないのに強要されるのは納得できないですからね。

それにたった一度しかない人生。自分を抑えて生きていくよりも、自分らしく伸び伸び生きていった方が気持ちがいいし楽しいんじゃないかなと思うに至りました。
気づくのがだいぶ遅くなりましたが、そんなこんなで今はかつての自分を探しつつ自分らしく生きようと思っています。

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◎この記事を書いた人・・・しょうへい
1990年8月生まれのXジェンダーのノンセクゲイ。ハンバーグとオムライスが好き。元Webデザイナー兼ライターの経験を活かしブログ記事を執筆しています。

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