どうも、空衣です。FtMでパンセクシュアルです。
肌寒い季節は特に、2人でいるのが辛く感じますよね。本当はクリスマス前に本記事アップしたかったのですが、時期は関係なくしても大切なことなので、今回改めて書かせていただきました。
同性愛者は常に「2人1組」であるような印象を植えつけられていませんか?

同性愛者はカップルだけではない

メディアで取り上げられる場面や、レインボープライドなどのLGBTsのイベントでは、ゲイなら彼氏と、レズビアンなら彼女といっしょ、という構図が浮かぶ方が多いのではないでしょうか。普段IRISで公開している物件紹介の記事も、主に2人での同棲を前提とした記事が多いかもしれません。実際、同性の2人が一緒に家を借りるのはハードルが高い、という現状は少なからずあります。

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といっても、同性愛者は常に2人で1セットのカップルであるわけでもなければ、同性愛者が1人でいるからといって同性への関心がなくなり、異性愛者になっているというわけでもありません。それは異性愛者が誰かと交際せずに1人でいる期間も、異性愛者として揺るがないのと同じことなのです。

同性愛者は恋愛していないときも同性愛者である

また、とりたてて恋愛していないときや、他の物事に夢中になっているときに、同性愛者の「好意を抱く対象が同性である」というアイデンティティが変わったのか、といったらそんなことはありません。
異性愛者が異性に夢中になっていないからといって、自動的に同性愛者(または両性愛者や無性愛者など)と見なされていたらおかしいことと同じなのです。

男性と恋愛中でないゲイが「異性愛者に戻った」とか、女性と付き合っていないレズビアンが「男性と結婚することを望んでいるようだ」とヘテロノーマティヴィティ(男性なら女性に、女性なら男性に惹かれるだろうという異性愛規範のこと)に合わせて判断されるとしたら、やっぱりおかしな話です。

同性愛者が自己証明のために試す必要はない

LGBTsの中には、セクシュアリティ的にマジョリティ(多数派)である人たちに合わせようとしてきた人もたくさんいると思います。「試してみたら(マジョリティだということが)わかるよ」と強制されてきたり、自分自身のことを「本当に ゲイ/レズビアン だろうか?」と疑って周囲の基準に合うように矯正してきたりしたかもしれません。

しかし、あなた自身が自分のことをわかっているのなら、周囲にしたがって、あえて苦しい実験をする必要はありません。わざわざ異性と付き合ってみたり、好ましくない性行為をしたりしなくても、同性愛者は同性愛者です。
一度やってみて違うと分かっていながら「2回3回と試したら変わるかも…」といって望まない行動をとる必要はないと思います。
異性愛者である人が自分が異性愛者だとわかっているのに「もしかしたら同性愛者かもしれないじゃないか」と同性との関係を強いられていたら、そんな状況は止めるのがいいでしょう。逆もまたしかり、なのです。

以上、あまり言及されてこなかった同性愛者にまつわるお話でした。
お読みいただきありがとうございます。

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◎この記事を書いた人・・・空衣
1996年、神奈川県生まれ。性別も住処も旅してきました。

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