【大家さん向け】新型コロナでテレワーク必然社会に!テレワーク対応賃貸を検討しませんか
こんにちは。

不動産好き・引っ越し好き・インテリア好き、ライフスタイルアドバイザーのミカです。

昨年末に「中国で新しい病気が見つかったかも・・・」というニュースを見て「そう言えばSARSとかMARSとかいう病気もあったな」なんて一瞬頭をよぎりながらもぐうたらした年末年始を過ごし、1月の春節前に「新型コロナウイルス」を再度意識し、それから早2か月、あっという間に世界中が変わってしまいました。

特にイタリアやニューヨークの映像は同じ現代社会とは思えない状況で、桜の季節の東京もテレワークの推奨と不要不急の外出自粛要請により、ここ最近で私が一番混雑を感じたのは朝の電車でも新宿駅でもなく、近所のスーパーの冷凍食品コーナーでした。

もしかしたらこれからの生き方について考え直す時がきているのかもしれないなと感じています。

さて「新型コロナウイルス」で一気に加速したテレワークですが、いざ自宅で働くとなると環境を整えるのは意外と大変です。

自宅に書斎があるような方は良いのですが、ほとんどの人はダイニングテーブルなどで代用しているのではないでしょうか?

椅子問題は重要で、普通の椅子では腰が持たないという方も多いと思います。

また、「ウェブ会議があるから自宅なのに結局メイクしなくちゃいけない」なんて話を友人としていたのですが、TBSアナウンサーの安住さんのラジオトークが秀逸でしたので引用いたします。

 

「笑い話」と前置きしたうえで、「自宅の背景が気になりますでしょう?」と告白。ビデオ会議に参加する際、人物の背後に映っているものが気になるという。

「会議なんか、話聞いてない人がほとんどじゃない。ほとんど他の人の家の背景とか見てるよね。『こういう家に住んでるんだ』『うわー汚れてる』『床に物置くんだ』とか」と安住アナ。そこで自身もビデオ会議に備えて「何より先に部屋の掃除をしました」といい、「映ってもいい部屋の角度を決めますよね。“ここにカメラをセットすればここしか映らないから、ここだけを掃除しよう、しかもオシャレに見えるようにしよう”なんて」とユーモアを交えて明かした。

 

おっしゃる通り!

外向きの自分しか知らない人たちにプライベートが覗かれるような感覚ですよね。

前置きが長くなりましたが、今回は【大家さん向け】テレワーク対応賃貸住宅についてお伝えします。

 

テレワークをきっかけに引っ越しを検討する人は53%

リクルート住まいカンパニーが20~64歳を対象に行った「テレワーク×住まいの意識・実態調査」(2019年)によると、テレワークをきっかけでの引っ越しを実施・検討・希望している人は53%と半数以上でした。

テレワークをきっかけに引っ越しをしましたか?

テレワーク実施者 引っ越しを実施した 10% 前向きに引っ越しを検討し始めている 27% 検討していないが引っ越ししてみたい 15% 引っ越しはしない 47% 引っ越し実施/検討/希望者53%

出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」

 

その内、通勤時間が長くなることを許容すると答えた人は57%とこちらも半数以上。

テレワークが導入/促進された場合、通勤時間がどの程度長くなっても引っ越しを検討しますか?

テレワーク実施者 60分以上 13% 30~60分 30% 10~30分 6% ~10分 8% 通勤時間が長くなるなら検討しない 43% 通勤時間が長くなることを許容 57%

出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」

 

働き方が変われば暮らし方が変わるのも当然で、テレワークで引っ越しを検討する人がお部屋探しで重視するポイントも一般的なポイントと異なっています。

引っ越しの際の街選びの重視項目比較

一般的な重視項目ベスト5 第1位:どこにいくにも電車・バス移動が便利 30% 第2位:車や交通機関があれば日常のものはひととおり揃う 28% 第3位:歩く範囲で日常のものはひととおり揃う 26% 第4位:職場など決まった場所にいくなら電車・バス移動が便利 24% 第5位:デパートや大規模商業施設がある 23%

 

テレワーカーの重視項目と一般的な割合との差分が大きいベスト5 第1位:物価が安い 差分12% 第2位:住居費が安い 差分11% 第3位:防災対策がしっかりしている 差分7% 第4位:徒歩や自転車の移動が快適だ 差分6% 第5位:犯罪が少ない 差分6%

出典:リクルート住まいカンパニー「住みたい街ランキング(首都圏)2019」

 

一般的に重視されるのは、交通や生活の利便性ですが、テレワーカーが重視するのは、「物価が安い」「住居費が安い」「防災対策がしっかりしている」そして移動の快適さは「徒歩や自転車」が優先されています。

そこには全く別のライフスタイルが見えてきます。

賃貸のお部屋探しでは『都心の狭くても駅近物件』よりも『郊外の駅まで自転車物件』の方が、テレワーカー人気物件になる可能性が高いのです。

確かに自宅で働くのなら、ストレスなく働ける広いスペースが必要だし、気分転換にお散歩できる緑の多い公園も近くに欲しい。

現在の需要との逆転現象で、多摩ニュータウン辺りが再燃するかもしれません。

 

安住アナのお悩み解決!テレワーク対応、ワークスペース付き賃貸物件とは

テレワークが始まってから70%が自宅の環境を整えたと回答しています。

自宅の環境整備実施率/意向

環境を整えた 70% 今後テレワークの頻度/日数が増えたら整えたい 9% 整えたいとは思わない 21%

 

実施した自宅の環境整備の内容

仕事の資料、PC等の置き場、収納スペースを作った 28% ネットワーク環境を整えた 26% 部屋の一角に仕事用のスペースを作った 24% ホワイトボード/モニター/プロジェクターなどを用意した 23% 仕事用のデスク/椅子を設置した 23% プライベートと分離できる来客用の仕事部屋をつくった 16% 仕事用の部屋を作った 14% 照明等の設備を整えた 13% TV会議の為の映り込み対策(背景等)を整えた 12%

出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」

 

環境整備の内容を見ると、もともとの部屋や間取りにゆとりがない場合はかなり難しいことが伺えます。一般的な東京都心の賃貸物件ではやや贅沢かもしれません。

そこでこれらの設備が整った共同ワークスペース付きの賃貸物件の需要が今後見込まれています。

一部の分譲物件では共有スペースに図書室やワークスペースが設けられていますが、ここではもう一つ踏み込んだシェアオフィスレベルのワークスペースを提案します。

 

例えば賃貸共用部にワークスペースを設置している「ネイバーズ立川」の場合、通常のワークスペースはオープンスペースですが、ちょっとした個室もあるためTV会議にも対応しやすいですし、更にプロジェクタールームや複合機なども完備していれば、築古の『郊外の駅まで自転車物件』がコワーキングスペースとして近隣住民にも親しまれる空間に変貌する日も近いかもしれません。

 

「新型コロナウイルス」によって一気に加速したテレワーク。これをきっかけに働き方、生き方、そして社会が変わっていくように感じます。

私自身すぐにでも住みたいワークスペースのあるテレワーク向け賃貸、テレワーカーだけではなくフリーランスにも人気が出そうです。

株式会社IRIS(アイリス)ではお客様のご要望に合わせたご提案をさせていただいております。

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◎この記事を書いた人・・・ミカ
引っ越し11回、不動産購入3回、人より少し不動産経験値高めな人生を送ってきた。
スーパーアライとしてIRISのライフスタイル記事を担当している。

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