カケホーダイライトでスマホ代を安く

スマホの月額料金が1,000円安くなるカケホーダイ“ライト”

2015年9月25日からNTTドコモより「カケホーダイライト」プランの提供が開始されました。従来の「カケホーダイ」プランが月額2,700円であるのに対して「カケホーダイライト」では1,700円で利用できます。
その他携帯キャリアでも「スーパーカケホ(au)」、「スマ放題ライト(Softbank)」と称して、同様の1,700円のプランを提供しています。
単身世帯の多いLGBTsは、家族でデータ容量を共有できるデータシェアの恩恵を受けにくい状態です。もし、月々のスマホ代が1,000円安くなるならとても魅力的に思えますが、“ライト”になると何が変わるのでしょうか。
 

■スマホ代が安くなる“ライト”は発信通話5分以内が「カケホーダイ」

「カケホーダイライト」は従来の「カケホーダイ」と何が違うのでしょうか。「カケホーダイ」では、何分通話しても通話料金は無料(定額)です。一方で「カケホーダイライト」は一回の通話が5分以内のとき通話料金が無料で、5分を超過すると30秒で20円の通話料金がかかるプランです。
カケホーダイ
つまり、自分が発信して電話するとき、手短に用件だけ話す人は安く、長電話してしまいがちな方は割高になる料金プランと言えます。
同時に、「電話はほとんどしない、通話はLINEやSkypeだけ」という人には、実質月額料金が1,000円引きになる良いプランと言えます。
 

■ただし「カケホーダイライト」が契約できるのは、データ5GB以上のとき

実際のところ、LGBTsのコミュニティでは電話よりも、LINEやtwitterによるコミュニケーションの方が盛んなのではないでしょうか。
とすると、LINE中心のLGBTsはすぐにでも「カケホーダイライト」に変えるべき!と思えますが、ひとつだけ条件があります。「カケホーダイライト」を契約するにはデータ通信プランが「5GB」以上でなければなりません。
データ通信2GBの月額料金は3,500円、5GBの料金は5,000円です。今現在、5GB以上のデータ通信プランを契約している方は、「カケホーダイライト」に変更することで無条件に安くなりますが、2GBで契約中の方は、むしろ500円高くなってしまいます。

カケホーダイのとき カケホーダイライトのとき
基本通話料金 2,700円 基本通話料金 1,700円
データ通信2GB 3,500円 データ通信5GB 5,000円
合計 6,200円 合計 6,700円

もちろん、データ通信量が増えるので、一概に損とは言えません。ご自身の月の通信量と照らし合わせて検討してみてください。これはSoftbankでも同様です。
 

■auだけは2GBでも「スーパーカケホ」でスマホ代が安くなる

一方、auだけは事情が違います。auは「カケホーダイライト」に相当する「スーパーカケホ」プランを用意していますが、対応データ通信プランとして3GBを月額4,200円で提供しています。
なので、auユーザーの方は2GBを利用中でも、「カケホ」から「スーパーカケホ」に変えることで、データ通信も3GBに増えて、月額300円ほど安く使うことができます。
しかし、ドコモと同様、1回あたりの発信通話が5分を超えると通話料金が有料となるので、自分が電話中心なのか通信中心なのかで判断する必要があります。
 

■データ「5GB」以上で、通話をしないなら“ライト”にしよう

ということで「カケホーダイライト」についてのまとめです。

① 「カケホーダイライト」は1回の電話が短い(5分以下)人、電話の発信をほとんどしない人向けプラン
② 現在利用中のデータ通信プランが5GB以上なら安くなる
③ auなら、どんなデータ通信プランでも安くなる

 
ちなみに・・・
SIMフリーのスマホを利用中なら格安SIMという選択肢もあります。ASAHIネットでは7GBで1,980円~ととても安く使えます。音声通話つきのプランも12月17日から提供開始するようなので、検討してみてください。
https://asahi-net.jp/service/mobile/lte/index.html

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◎この記事を書いた人・・・石野大地
よく「何者なの?」「生態が謎」と言われるが、本人が一番分かっていない。
大学在籍中から、大山愛未(元SDN48)、Shinnosuke(元SOUL’d OUT)などのヴィジュアルデザインを手掛ける。
今は通信インフラ会社でマーケティングをやっているらしい。