保険

ここ最近は、気温が高くなったり涼しくなったりしていますね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいタイミングですが、みなさんは大丈夫でしょうか?
こんにちは。FP(ファイナンシャルプランナー)の須藤あきひろです。

今回のテーマは「まさか治療費がこんなに高いなんて!」です。よく「20代はまだ医療保険なんて必要ない」という方もいらっしゃいますが、今回は私自身が「保険に入っておけば良かった!」と後悔した事例をご紹介したいと思います。

私は数年前に肺気胸(はいききょう)という病気になり、手術・入院をしたことがありました。肺気胸といえば、嵐の相葉雅紀さんや映画「るろうに剣心」で主役を演じた佐藤健さんも患ったことがあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。肺から空気が漏れて圧迫されることにより、とても苦しい病気です。

当時の私は民間の医療保険に加入していなかったため、治療費等の支払いの際には「社会保険」と「高額療養費制度」を利用しました。

●社会保険(会社員の方などが対象の保険)
社会保険には「傷病手当金」というものがあり、「連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかった」場合に「1日につき被保険者の標準報酬日額の3分の2に相当する額」(1円未満四捨五入)が支給されるという制度です。この制度を利用すれば、病気やケガで働くことができなくなっても、最長1年6ヶ月の間は傷病手当金をもらうことができます。

●高額療養費制度
高額療養費制度は医療費が高額になってしまった時のための保障制度です。手術や入院などによって医療費が一定額を超えた場合に、その超えた金額が支給されます。
※一般所得者(年収約210万~約770万円の方)は月の医療費が8万円を超えた場合に、それを超えた分の金額が支給されます。
※この制度は「社会保険」または「国民健康保険」に加入していれば利用できます。

これらの制度を利用することによって治療費の負担はだいぶ軽くなりましたが、それでも10万円ほどかかってしまいました。高額療養費制度による支払限度額の8万円に加え、制度の対象外となる入院中の食事代やベッドの差額代がプラス2万円ほどかかったのです。
※先進医療も高額療養費制度の対象外となるため、がんなどの治療では自己負担額が高額になってしまうことがあります。

20代での10万円の臨時出費は決して軽くありません。しかも入院等により一時的に収入が減ってしまいます。身体的な負担に加え、経済的にも苦しい状況になり、場合によっては治療に専念できなくなってしまうこともあるでしょう。貯蓄が少ない20代だからこそ、保険に入る価値があるのです。安い掛け捨ての医療保険でも構いませんので、社会保険や高額療養費制度では足りない部分をカバーするような保険に加入しておくと安心ですよ!!

保険に関してわからないこと、もっと知りたいことなどがあれば、お気軽にご連絡ください。

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