円安の影響?

みなさん、こんにちわ。
新人FP(ファイナンシャルプランナー)の須藤あきひろです!
このホームページではライフプランや金融、経済など、お金にまつわるテーマについて
気軽に楽しく知ってもらえるよう、わかりやすくご紹介したいと思います。

さて、最近ニュースで“円安”というキーワードをよく耳にしませんか?「円安の影響で、韓国を訪れる日本人観光客が激減!」「円安の追い風で、自動車業界が好調!」というように、円安が私たちの旅行から経済まで、身の回りのさまざまなことに影響を与えているんです。

円安と円高・・・どちらも耳慣れた言葉ではありますが、今日は“そもそも円安・円高ってなんぞや!?”というテーマでお話ししてみたいと思います。

投資家はこんな時に円を買う!

簡単に説明すると、“円安”は円が売られることによって円の価値が下がること、“円高”は逆に円が買われることによって円の価値が上がることです。

具体例を挙げてみましょう。
例えば2008年にアメリカのリーマンブラーザーズが破綻した、いわゆる“リーマンショック”。
これが起きる前は、だいたい「1ドル=104円」くらい(対米ドル為替相場)でしたが、2008年末には「1ドル=87円」くらいになりました。
104円が87円に・・・これは円が買われることによって円の価値が上がり、“円高”になったということです。

1ドルのコーヒーが104円でしたが、リーマンショック後は87円に!

1ドルのコーヒーが104円でしたが、リーマンショック後は87円に!

なぜ円が買われたのか?

それでは、なぜリーマンショックで円が買われたのでしょうか?
これはリーマンブラザーズの破綻により、アメリカの他の金融機関も破綻してしまうのではないかという不安が高まったことが原因です。アメリカの金融市場が荒れることを予想した投資家たちが、投資資金の避難先として選んだのが日本の“円”でした。もちろん、アメリカの金融市場が荒れると日本の市場にも影響がありますが、それでも“円”は比較的安全だったため投資先として人気が高まり、投資家たちはこぞって円を購入しました。
これがリーマンショックで円高になった大きな理由の1つなのです。

以上、円安・円高について解説してみましたがいかがでしょうか?
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