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LGBTをテーマに含む映画『世界は僕らに気づかない』の感想

LGBTs

どうもこんにちは!LGBTsフレンドリーな不動産会社IRISのしょうへいです。

先日、外国人差別、貧困、LGBTなどをテーマに扱った映画『世界は僕らに気づかない』のオンライン試写会に参加させていただきました。

一言で感想をまとめると大変良い作品だと感じました。気がついたら見入るように映画を観ていて、半分を超えた辺りからいつの間にか泣きながら観ていました。

本記事ではLGBTをテーマに扱った映画、『世界は僕らに気づかない』をネタバレの無い範囲でレビューしていきます。

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『世界は僕らに気づかない』の登場人物の簡単なまとめ

色々な方が登場しますが、ここでは物語に影響の大きい主要登場人物を紹介していきます。

渡辺純悟 本作品の主人公。フィリピン人の母親を持つ男子高校生。ゲイ。同級生の優助とは恋人関係。
渡辺レイナ 主人公の母親でフィリピン人。フィリピンパブで働いている。
金子優助 主人公と同じ高校に通う男子高校生。ゲイ。主人公とは恋人関係。
佐々木里奈 主人公と同じ高校に通う女子高生。アセクシュアル。
渡辺哲司 主人公の母親レイナの元旦那。
森下信浩 主人公の母親レイナの現恋人。

基本的には、主人公の純悟と母親のレイナを軸として話が進んでいきます。

LGBT映画『世界は僕らに気づかない』の大まかなあらすじ

LGBT映画『世界は僕らに気づかない』の大まかなあらすじ

主人公の純悟は、フィリピン人の母親と2人で暮らしていて、電気が止まるくらいの貧乏生活をしています。父親のことは何も分からず、母親とも気持ちがすれ違うばかり。

そんな中、恋人の優助に純悟はパートナーシップ制度の話しをされます。しかし、純悟は自分がどうしたいのか、上手く答えを出すことができない。そんな時、棚の中から一冊のアルバムを見つけ、自分の父親の手がかりを入手します。そして、純悟は自分の生い立ちを知る為に、自分の父親を探し始めます。

本作品は、トランスジェンダーの飯塚花笑さんが脚本と監督を担当しています。

『世界は僕らに気づかない』の内容は結構リアルな話しだと思った

『世界は僕らに気づかない』の内容は結構リアルな話しだと思った

『世界は僕らに気づかない』では、外国人差別、貧困、LGBTなどを扱います。一見、難しそうなものが並びますが、そんなことは一切感じさせません。寧ろ、視聴者と等身大で、よくこんなに分かりやすく、そして親近感を感じるように描けるなと感心しました。

テーマとなるマイノリティが、主人公の純悟には多く重なっています。こんなにマイノリティ要素を詰め込んだ人っているのかな……と最初は思っていたのですが、『世界は僕らに気づかない』とはよく言ったもので「実は今まで自分が気づかなかっただけで、そんな珍しい話ではないのでは?」と、感じるようになりました。

実は僕の元彼もフィリピンのお母さんと、日本人のお父さんのハーフで、ゲイ。主人公の純悟と生い立ちがとても似ていました。また、僕の実家のお隣に住んでいる子も、フィリピンのお母さんと、日本人のお父さんのハーフです。仕送りに関する話しは度々聞いていました。

ゲイとして生きる中で、日本とフィリピンのハーフの子とは、度々知り合ってきましたし、中にはなんだか生きづらさを感じていそうな子もいました。マイノリティ要素が多く、一見、現実離れしているようですが、結構身近な話しなのかもしれません。

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主人公の純悟と母親レイナの気持ちのすれ違いがもどかしい

主人公の純悟と母親レイナの気持ちのすれ違いがもどかしい

僕は主人公の純悟と母親のレイナどちらにも感情移入できました。僕も、高校生くらいの時期、結構荒れていたので純悟の複雑な気持ちが何となく分かりました。そして、大人になった今だからでしょうか。母親のレイナの気持ちも分かるような気がしました。

日本育ちの純悟と、フィリピン育ちの母レイナ。価値観が違っていて、気持ちがすれ違ってしまうのも仕方ない部分があるのかもしれません。でも、純悟はきっと母親のことが大好きなのに、大好きだからこそ上手く気持ちが満たされない部分もあったり……。

母親のレイナも純悟のこときっと大切にしているから、毎日頑張っている。でもそれが上手く純悟に伝わらない。母親の立場になって考えてみれば、きっと相当辛い毎日だったのではないかと思いました。でも、絶対に気持ちが折れないレイナに母親としての強さを感じました。

観終わった後にポジティブな気持ちになれる

見終わった後にポジティブな気持ちになれる

外国人差別、貧困、LGBTなど複雑で重たい場面もありますが、『世界は僕らに気づかない』は、観終わった後に前向きな気持ちになれる映画だと思いました。

実際、ここのところ僕は悩み事が色々あって、気持ちが塞いでしまうことが多いのですが、『世界は僕らに気づかない』を観ていて、純悟や、母レイナの懸命な姿に励まされました。

そして観終わった頃には、清々しい気持ちと同時に、今の自分だけを見るのではなく、未来の事にも目を向けてみようかなと思いました。外国人差別、貧困、LGBTに関心のある方は勿論ですが、今、苦しくて悩んでいる人にも是非、観てもらいたいなと思います。

【まとめ】その後の話しもいつか観てみたいと思えるような作品

【まとめ】その後の話しもいつか見てみたいと思えるような作品

『世界は僕らに気づかない』は、とても良い作品だと思いました。扱っているテーマが難しそうだなと思って観ていたのですが、気づいたら純悟と母レイナに感情移入してしまっていました。そして、号泣しながらラストを観届けました。こんなに登場人物を好きになれた映画はここ数年ありませんでした。

いつか機会があれば純悟の10年後の姿を見てみたいなと思います。ラストから10年後、30代になった彼はどんな大人に成長しているのでしょうか。自然とそう思えるような、登場人物たちに愛情を感じられる作品でした。この作品がより多くの人達に届いて欲しいなと思います。

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この記事を書いたのは

しょうへい

1990年8月生まれのXジェンダーのノンセクゲイ。ハンバーグとオムライスが好き。元Webデザイナー兼ライターの経験を活かしブログ記事を執筆しています。

IRIS(アイリス)は主にレズビアンやゲイ、トランスジェンダー、バイなどLGBTs(LGBT)当事者を対象として、お部屋探し、物件購入などの不動産仲介を行うLGBTs(LGBT)フレンドリーな不動産会社です。
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