こんにちは!2000年生まれのアライ、inoです!
今回は、ゲイをカミングアウトした芸能人についてまとめていきたいと思います。海外の芸能人から日本の身近なあの人まで、様々な人をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
それでは早速いきましょう!
ゲイをカミングアウトした外国の芸能人
まずは、海外のゲイをカミングアウトした芸能人について解説します。
ウェントワース・ミラー
ウェントワース・ミラーさんはイギリス出身のアメリカで活躍する俳優です。代表作はサスペンスドラマの「プリズン・ブレイク」のマイケル・スコフィールドで、知っている方も多いのではないでしょうか?
そんなウェントワース・ミラーさんですが、2013年8月にゲイであることをカミングアウトしました。同時に、ロシアで同性愛に関する宣伝を規制する法律が施行されたことに抗議する意味を込め、招待されていたサンクトペテルブルク国際映画祭への出演を拒否しました。
その後、2020年にはプリズン・ブレイクを「異性愛者の役を演じたくない」という理由で降板。
ゲイであることをカミングアウトしたあと、積極的に行動も行っている芸能人です。
マット・ボマー
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マット・ボマーさんはアメリカのテキサス州出身の俳優です。2014年に「ノーマル・ハート」で第72回ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞を受賞するほどの実力を持っています。
その一方で演出家としての顔も持ち、2018年にはテレビドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」の第8話で演出を担当しました。
そんなマット・ボマーさんですが、2011年にサイモン・ホールズさんという同性の広報担当者と結婚したことを2014年に発表します。
また、二人の間には子どもが三人いることも話題になりました。三人ともマット・ボマーとの血縁関係はなく、サイモン・ホールズの代理母出産だそうです。
ちなみにマット・ボマーさんとサイモン・ホールズさんは年の差婚でもあります。様々な壁を乗り越えた素敵なカップルだなと私は思いました!
トーマス・デーリー
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トーマス・デーリーさんはイギリスの男子飛込競技選手です。東京オリンピックでは、男子10mシンクロ高飛び込みで金メダルを獲得し、個人の男子10m高飛び込みでは銅メダルを獲得するなどかなりの好成績を残しました。
また、編み物が趣味という一面もあり、自身のSNSで高いクオリティの作品を披露しています。
そんなトーマス・デーリーさんもゲイであることを告白したうちの一人です。ゲイをカミングアウトする前は「自分は一人ぼっちで、周りとは違っていてうまくなじめない。」とかなり悩んでいたこともインタビューで語っています。
競技後の記者会見では、LGBTQの方々へのメッセージも話しています。「今ひとりぼっちだと感じている若いLGBTの人たちには、あなたは一人じゃない、あなたはなんだって達成できるということを知ってほしい。」という言葉は、思わずうるっときてしまいました。
ゲイの方々にとって、トーマス・デーリーさんはかなり希望になったのではないでしょうか?
イアン・ソープ
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イアン・ソープさんは、オーストラリア生まれの男性競泳選手です。オリンピックでは通算5つの金メダルを獲得し、メダル受賞数はオーストラリア人選手として最多になっています。
2014年にテレビ番組で自らがゲイであることを公表し、反響を呼びました。ですが、公表する前は何年も自分がゲイであることを認められず苦しんできたのだとか。
ずっと周りの目を気にして親しい人にも話すことができず、うつ病も発症してしまったそうです。そんなイアン・ソープさんのような方が生きやすい環境になるよう、改めてLGBTsのために活動していくことを考える必要がありそうです。
ゲイをカミングアウトした日本の芸能人
続いて、ゲイをカミングアウトした日本の芸能人についてご紹介します。
kemio
kemioさんは、日本のYoutuber、モデル、タレントにエッセイイストなど様々な分野で活動しています。Youtubeのチャンネル登録者数は2018年に100万人を突破するなど、人気がかなり強いと言えるでしょう。
そんなkemioさんは、かつで女性と交際していたこともある一方、現在はゲイだと告白しています。
kemioさんは「ゲイであることはそんなに大ごとではない」「LGBTQのことをよく分からないまま偏見がある人にはまず知ってほしい」とLGBTQに対して肯定的な発言をしたことが話題になっています。
若者の憧れでもありインフルエンサーでもあるkemioさんのカミングアウトに元気をもらった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
もしまだYoutubeを見ていない方は、一度見てみるとkemioさんの深い考え方や励ましを感じることができると思います。
橋口亮輔
橋口亮輔さんは、日本の映画監督、脚本家です。1995年に「渚のシンドバッド」がロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞し、国内でも毎日映画コンクール最優秀脚本賞を受賞するなど実力が高く評価されています。
監督として影響力を持つ橋口亮輔さんは、1993年ごろに自身がゲイであることをカミングアウトしました。初恋の相手は初代仮面ライダーの本郷猛だったのだとか。
その後も好きになるのは男の先輩だったそうで、大学生の時に自分は同性愛だとはっきり気づいたそうです。
同性愛について以外にも学校のいじめや両親の離婚で悩んだ橋口さん。そんな背景を知った後に映画を見ると、深く考えされられるものがあるでしょう。
おすぎ&ピーコ
一卵性双生児で双子の兄弟であるおすぎさんとピーコさん。おすぎさんは映画評論家として、ピーコさんは服飾評論家として活躍しています。
二人ともデビュー当時から同性愛者であることを公表し、そのキャラクターを活かしてタレントやコメンテーターとしても人気を保っています。
おすぎさんとピーコさんがゲイをカミングアウトした時代はまだ今ほどLGBTQについての理解が無く、胸を張ることができなかったのだそう。
そんななかでも心を折れずにLGBTQの先駆けになってくれた、おすぎさんとピーコさんはとてもかっこいいですね。
美輪明宏
https://youtu.be/T5K7vgs8WDQ
美輪明宏さんは歌手、俳優、タレントなど様々な分野で活躍している芸能人です。トレードマークの黄色の髪を見て、「この人知ってる!」と思う方も多いのではないでしょうか?
そんな美輪さんですが、かなり早い時期からゲイであることを告白し、差別への批判を続けています。男らしさや女らしさについて聞かれた際には「男らしさ女らしさは時代遅れで、人間らしさという言葉でよろしい」と発言しました。
この言葉は個人的にかなりハッとさせられました…。美輪さんの生き方、考え方には感銘を受けることが多いので、著書やインタビューを見てみるのもおすすめです!
ゲイをカミングアウトした芸能人まとめ
本記事では、ゲイをカミングアウトした芸能人について解説しました、どの方もそれぞれゲイであることを公表するまでに葛藤があったり、カミングアウトしたことで苦しんだりと大変な思いをしています…。
勇気を出してカミングアウトしてくださった方々は、間違いなくLGBTsの方々にとって希望になるでしょう。これからももっと気軽に自分の個性について語ることができる時代になるよう、我々アライも努力を続けていきます!
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◎この記事を書いた人・・・ino
2000年生まれのアライ。ライターとブロガーで活動しています。実年齢-5歳に見られがち。豚骨ラーメンを愛してやみません。
IRISはLGBTs当事者によるLGBTsフレンドリーな不動産会社です。1人暮らしや同棲でのお部屋探しにお困りの際はぜひIRISにご相談ください。お部屋探しのお手伝いをさせて頂きます。