【外国人の住む東京】コリアンタウン新大久保に「ネパールタウン」が!?
こんにちは。

不動産好き・引っ越し好き・インテリア好き、ライフスタイルアドバイザーのミカです。

外国人の多く住む東京新宿。中でもコリアンタウン呼ばれる新大久保は、在日コリアンだけではなく外国人比率がとても高い地域です。

もともとJR新大久保駅近くにロッテの工場が建設され、そこで働く在日コリアン労働者が周辺に住み始めてから始まったコリアンタウン。現在では多くの外国人が居住しています。

その中に、ネパール人が多い「ネパールタウン」が出現しているという噂を聞きつけましたので調べてみました。

 

新大久保でネパール人が多いのはどこ?

地名ではなく、地域として呼ばれている新大久保。

一般的にコリアンタウンと呼ばれている地域は、新宿区百人町1、2丁目と、大久保1、2丁目辺りです。

ネパールタウン化してきているのは、JR新大久保駅改札を出た左側、新宿区百人町一帯と言われています。

ネパール人が多く住んでいる証拠、駅から徒歩10分圏内のネパール料理店をリストアップしてみました。

 

  店名 住所 オープン
1 KB KITCHEN 新宿区百人町2-23-1 2008年7月
2 MOMO 新宿区百人町2-10-9 2010年2月
3 ソルティカージャガル 新宿区百人町2-9-15 2013年12月
4 ソルマリ 新宿区百人町2-20-23 2015年4月
5 MOMO 大久保店 新宿区百人町1-20-15 2015年8月
6 ニュームスタング 新宿区大久保1-9-16 2015年10月
7 ナングロガル 新大久保店 新宿区百人町1-17-10 2015年12月
8 ラトバレ  新宿区百人町1-11-1 2015年12月
9 東京ラウンジ&バー 新大久保店 新宿区大久保1-10-15 2016年2月
10 ネパールツロ 新宿区百人町1-23-19 2016年2月
11 バラカーデ グッドタイム 新宿区大久保1-14-18 2016年4月
12 アマルディープ 新宿区百人町1-24-9 2016年5月
13 ネパールレストラン SAKURA 新宿区百人町2-2-1 2016年5月
14 ネパール民族料理 アーガン 新宿区大久保2-32-3 2016年6月
15 ネパール民族料理店 ネワーダイニング 新宿区百人町1-18-9 2016年9月
16 ベトガト 新宿区百人町1-11-31 2017年6月
17 ダバカ 新宿区百人町1-8-11 2017年7月
18 バジェコ セクワ ガル 新宿区百人町1-20-7 2017年7月
19 ロイヤルガーデン 新宿区百人町2-17-11 2018年7月
20 タンドールダイニング ニムト 新宿区百人町1-10-11 2019年8月
21 セクワガル 新宿区北新宿3-1-3 2019年10月
22 エンバシー ハラル レストラン ミルハ 新宿区百人町2-9-15 2020年2月
23 Newガウレレストラン&セクワガル 新宿区北新宿3-9-3 不明

 

ざっと23店舗!そのうち5年以内にオープンしたのが20店舗です。急速にネパール人が増えていったことが伺えます。

ちなみにネパール料理といえばスパイシーなカレーを思い浮かべますが、スパイシーかつヘルシーなダルバートタルカリもおすすめです。ダル=豆、バート=米、タルカリ=おかず、のワンプレートご飯でおかずにはカレーが入ることもあります。その他、野菜や漬物など各種おかずが丸い大きなお皿盛り付けられ、食欲をそそる見た目です。

日本食でいうと定食のような幕内弁当のようなイメージです。

 

新大久保にネパール人が増えた要因「留学生」「ビザ」

なぜネパール人が増えたのでしょうか。以下のような背景が推測されます。

2008年、「外国人留学生30万人計画」が発表され外国人ビザ緩和政策が始動。

2011年、東日本大震災により、新宿や新大久保などの日本語学校に留学していた中国人や韓国人が帰国。

2012年以降、学生を集める日本語学校側が、国が留学生送り出しに前向きだったネパール人留学生を積極的に獲得。来日したネパール人留学生は他の外国人留学生同様、学校に近く家賃が安い新大久保周辺の物件に居住。

また、出稼ぎ労働者もビザ緩和政策により増え、その後家族を呼び寄せることによりネパールタウンが形成されていったようです。

 

ちょっと古い物件で良ければお手頃家賃で新宿に住め、異国気分も味わえる新大久保。個人経営のお店が多く、ぶらりと街歩きするにもおすすめです。現在は飲み会をするにもウェブ飲み会の一択ですが、コロナが終息したらみんなでワイワイとご飯ができると信じて今を乗り切りましょう!
株式会社IRIS(アイリス)ではお客様のご要望に合わせたご提案をさせていただいております。

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◎この記事を書いた人・・・ミカ
引っ越し11回、不動産購入3回、人より少し不動産経験値高めな人生を送ってきた。
スーパーアライとしてIRISのライフスタイル記事を担当している。

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