LGBTs

【横浜レインボーフェスタ】今どきのLGBTsに“ホンネ”を聞いてみた

横浜レインボーフェスタでのインタビュー
 10月31日(土)、11月1日(日)と2日間にわたって開催された横浜初の大規模なLGBTsイベント「横浜レインボーフェスタ(YRF) 2015」に、IRISメンバーも行ってきました。今回はイベント参加者に焦点をあてて、結婚やカミングアウトなどに関するインタビューを実行。どこにでもいる普通のLGBTsたちが普段どんなことを考えているのか、彼らの“ホンネ”を切り取ってみました。

・Aさん(26歳):恋活イベント(※)参加のために来場
・Bさん(22歳):会場の近所にお住まいの大学生
・Cさん(21歳):都内からお越しの大学生
※レインボーフェスタの会場内で行われたLGBTsのための恋活パーティー

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IRISインタビュアー:
 横浜初のレインボーフェスタですが、みなさんはどういう目的でいらっしゃったのですか。

Aさん:
 恋活イベントに参加してみたくて来ました。さっき終わったのですが、残念ながらいい出会いはありませんでしたね。(笑)

Bさん:
 自分はこの近くに住んでいて、もともとAさんと知り合いだったこともあり、一緒に遊びにきました。

IRISインタビュアー:
 ということは、みなさんお知り合いですか?

Cさん:
 いえ、自分は二人と今ここではじめて会いました(笑)

 恋活イベントでは出会いがなかったと残念そうなAさんでしたが、たまたま会場で出会った人と意気投合して仲良くなる・・・なんてこともあるのですね。普段の生活の中ではなく、レインボーフェスタというイベントの場だからこそ出会えたつながりなのかもしれません。
 せっかくなので、もう少し突っ込んだ質問をしてみました。

IRISインタビュアー:
 みなさんは家族や友人にカミングアウト(自分のジェンダーやセクシュアリティを告白すること)していますか。

Cさん:
してないですねー。

Bさん:
 仲の良い友人一人にだけ、したことがあります。

Aさん:
 昔、片想いしていたノンケ(ストレートの人の俗称)にしました。

IRISインタビュアー:
 そのとき、どんな反応をされましたか。

Aさん:
 驚かれましたが、カミングアウトしたことに「ありがとう」と言ってくれました。拒絶されるようなこともありませんでしたね。

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IRISインタビュアー:
 ちなみに、みなさん恋人はいらっしゃいますか。

Aさん:
 恋活イベントに参加しているくらいなので・・・(笑)

Cさん:
自分はいませんね。

Bさん:
 ここには来ていませんが、います。

IRISインタビュアー:
 もし日本で同性カップルが結婚できるようになったとして、今付き合っている人または未来の恋人と結婚してみたい気持ちはありますか。また、子どもが欲しいと思うことはありますか。

Cさん:
自分が結婚するというイメージがわかないのでよく分からないですが、あまりありませんね。子どもが欲しいと思ったこともないです。

Bさん:
 自分も、子どもが欲しいとは思わないです。

IRISインタビュアー:
 それはどうしてですか。

Bさん:
結婚に興味がないというのもありますが、なにより子どもがかわいそうだと思うからです。

IRISインタビュアー:
 両親が原因で、子どもがいじめられたりする可能性があるからですか。

Bさん:
そうですね、そういう心配ももちろんあります。

Aさん:
 それはすごくわかる気がする!自分も世間体が気になるから、結婚したいと思ったことはないです。

IRISインタビュアー:
 さまざまな考え方がありますよね。今日は貴重なお時間ありがとうございました。

 今回のインタビューを通して感じたのは、LGBTsの人たちは社会とのつながりの中で、自分の身の置き方やスタンスについて考えさせられるような場面にたくさん遭遇するということです。自分の意志や立ち位置、世間体、社会制度、友人や家族との関係など、いろんなことを考えながら自分なりの結論を出す機会が、今後も増えていくのではないでしょうか。
 最後に・・・突然のインタビューにも関わらず、みなさん快く応じていただきました。率直な意見をお話ししていただき、ありがとうございます!

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◎この記事を書いた人・・・石野大地
よく「何者なの?」「生態が謎」と言われるが、本人が一番分かっていない。
大学在籍中から、大山愛未(元SDN48)、Shinnosuke(元SOUL’d OUT)などのヴィジュアルデザインを手掛ける。
今は通信インフラ会社でマーケティングをやっているらしい。

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