金融・FP

一生に必要なお金はいくらくらい? Part2

今回のテーマは「ライフプラン 一生に必要なお金はいくらくらい? パート2」です。

パート1では、私たちが生まれてから亡くなるまでに発生するお金についてご紹介しましたが、今回はストレートの場合とLGBTsの場合だと、どのような違いがあるのかについてご紹介します。

3大資金(3大イベント)とは?

みなさん、3大資金(3大イベント)って聞いたことありますか?
3大資金というのは、長い人生の中でも代表的なライフイベントに要する大きな資金のことです。

【教育資金】最も優先順位が高いライフイベントといわれています。

【住宅資金】最もお金のかかるライフイベントといわれています。

【老後資金】最も把握しづらいライフイベントといわれています。

LGBTsは、どんなことに注意すべき?

ここで、三大イベントに関連して発生する注意点・問題点についてみてみましょう。

①教育資金について
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教育資金は、子供を育てる場合に発生するお金なので、養子や子供を持たない家庭の場合はかからないものですね。

教育資金に関連して、「養育費」というものがあります。養育費とは、教育資金とは別に子供を育てる為の食費や衣服代などのことです。この養育費も多額なんです。

AIU保険会社が行った「現代子育て経済考2001」では、出産から22年間の基本的養育費は約1680万円と試算しました。

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【内訳】
・出産・育児費用: 89万円
・食費: 702万円
・衣料費: 159万円
・医療・理美容費: 173万円
・お小遣い: 469万円
・私的所有代: 88万円
(AIU保険会社「現代子育て経済考2001」を参考に作成)

さらに幼稚園から大学まで全て公立だった場合の教育資金は約1000万円はかかるといわれているので、養育費と教育資金を合わせると約2680万円はかかるということです。

子供を育てる場合は最低でも上記の金額が発生しますが、子供を持つことの少ない同性カップルの場合は、プラスに考えればこのお金を浮かすことができるということです!!

②住宅資金について
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【住居の問題】
家を購入する際、男女婚の場合は、住宅ローンを二人の名義で利用することが可能だが、同性カップルの場合は、どちらかいっぽうの名義でしか利用できない。

③老後資金について
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【介護問題】
LGBTs問わずですが、子供が居ない家庭の場合、自分に介護が必要になった時にサポートしてくれる人が居ない。
子供が居る家庭の場合は、子供が介護をサポートしてくれることがほとんどですが、子供が居ない場合は、パートナーのどちらかが亡くなってしまった後は第三者の協力が必要な為、サービス利用料が発生してくる。

【相続問題】
男女間の婚姻関係のある場合は、どちらかが亡くなった場合、必然的に資産が配偶者に相続される。

LGBTsはどのように「ライフプラン」を設計すべき?

私たちLGBTsは、最低でも上記の問題を乗り越えるよう準備が必要です。しかし、問題点だけではないですよね!

私が思うにLGBTsの場合は、「教育資金や養育資金がかからないことが多い」ということが大きなポイントだと思います。何故ならば、金銭的にはかなりの金額が浮き、その分のお金を老後資金や介護資金にまわしたりすることできるからです。ストレートの場合だと必要になってくるお金とLGBTsの場合だと必要になってくるお金があるということですね。

LGBTsの場合は男女夫婦の場合と異なり、法律で守られないことが多く、事前の準備やお金の貯め方も変わってきますのでご注意ください。
※お金の貯め方に関しては、別の機会に詳しく書きます。

ライフイベントは人それぞれ変わってきます。ライフイベントが多ければ多いほどお金はかかりますし、事前の準備が必要です。具体的に必要なお金がどのくらいなのか把握することによって、お金に対する意識も変わってくると思うので、みなさんも是非この機会にご自身の「ライフイベント」と「キャッシュフロー」をイメージしてみてください!

※本記事は「Letibee Life」での執筆記事を編集したものです。

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