金融・FP

【キャリア志向のLGBTs向け】TOEIC・宅建で10万円補助!一般教育訓練給付金とは

■キャリア志向のLGBTsへ

私の周りには、何故かキャリア志向の強い人たちが沢山いました。
TOEIC800点を狙ってやると意気込んでいるビアン、行政書士と公認会計士のダブル受験に取り組んでいたゲイ、仕事をしながら司法試験受験を目指すFtM。皆、決して安くない教材代や受講費を捻出するため、寝る間を惜しんでバイトや仕事に勤しんでいました。

当時、私は彼らに「がんばれ!!」と応援することしかできませんでした。しかし!しかしですよ、もしあの頃に戻れるならば、彼らに教えてあげたい!声を大にして伝えたい!
「一般教育訓練給付金」を使えばもう少し楽に生活できたかもよ!と。
キャリア志向

■「一般教育訓練給付金」とは何か

という茶番はさておきまして、「一般教育訓練給付金」とは、いったいどういう制度なのでしょうか。

「一般教育訓練給付金」は、厚生労働省がキャリア形成支援の一環として行っている「教育訓練給付制度」のひとつで、スキルアップ・資格取得を目指す人に対して、通信講座を受講したり、資格の専門学校に通ったりするためにかかるお金の一部を支給する制度です。

この制度には、看護師等高度な知識・技術を身に着けなければ取得できない資格に対して助成される「専門実践教育訓練給付金」もありますが、今回は説明を割愛します。

「一般教育訓練給付金」は、労働者の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援することを目的とした制度で、まあ、ぶっちゃけると、安く英会話スクールや簿記・宅建等の資格講座が受けられる制度ってことです
資格

■どんな資格が「一般教育訓練給付金」の対象になるの?

かなり広範囲の資格が対象になります。
日商簿記、TOEIC、宅地建物取引士のような人気資格から、色彩検定、インテリアコーディネーターなどのオシャレ資格まで本当に幅広いです。他にも、管理栄養士、FP、気象予報士、調理師、建築士、危険物取扱者など大抵の資格は網羅していると言えるでしょう。
ただし、資格取得のためなら、どんな講座を受けても給付金がもらえるというわけではなく、厚生労働省が認めたスクール・通信講座でなければなりません。

自分の受けたい資格や講座が認定されているかどうかは、「厚生労働大臣指定教育訓練講座検索システム」で探してみるといいと思います。

■給付金はいくらもらえるの?

上限を10万円として、講座を受け終わった後に、受講料の20%が支給されます
つまり、資格講座の金額が5万円なら1万円が、50万円なら10万円が(どんだけ高い講座だよとツッコミが入りそうですが…)支給される制度ということになります。

なーんだ、たった2割かと思ったあなた。あなどるなかれ、あなたが本気でキャリアアップを願うならば、2割の補助金がどれだけ大きいか身に染みてわかるはず。
少しの手間で自己投資の費用を減らせる制度なら、使わない手はありません。
節約できたお金は、別の自己投資にまわすなど、効率的にどんどんスキルアップを目指しましょう。
還元割合

■給付の条件ってあるの?

さきほど上限10万と書きましたが、下限もあります。補助金が4,000円を超えない場合、つまり講座の金額が2万円以下の場合は、給付の対象になりません。

また、働く人向けの制度ですので、初めて「一般教育訓練給付金」を利用する場合は、雇用保険に1年以上加入している必要があります。新卒だと2年目からですね。
2回目以降の利用は雇用保険への加入期間が3年以上で、前回給付金をもらってから3年以上経過している必要があります

■どうやって申請したらいいの?

まず、受講したスクール・通信講座の事務局に問い合わせましょう。
そこで、①教育訓練給付金支給申請書、②教育訓練修了証明書、③領収書をもらいましょう。
修了試験がある講座の場合、ひどい成績だと②をもらえない場合があります。講座はまじめに受けましょう。
そして、④本人・住居所確認書類、⑤雇用保険被保険者証、⑥お金を振り込んでもらう銀行口座の通帳・キャッシュカードのコピー、を持って管轄のハローワークに行きます。

わりと手続きが煩雑なので、ハローワークのWEBサイトを参照してみてください。
給付の手続き方法(PDF)

何はともあれ、キャリア志向のLGBTsがより高みを目指せるように、ぜひこの制度を活用してみてください。

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
◎この記事を書いた人・・・石野大地
よく「何者なの?」「生態が謎」と言われるが、本人が一番分かっていない。
大学在籍中から、大山愛未(元SDN48)、Shinnosuke(元SOUL’d OUT)などのヴィジュアルデザインを手掛ける。
今は通信インフラ会社でマーケティングをやっているらしい。

Page Top