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ふつうのゲイが20代でマンションを買う話1(きっかけ編)

ふつうのゲイ

平凡なゲイのマンション購入

僕は平成2年生まれの、どこにでもいる普通のゲイです。そんな自分が東京で家を購入したときの、体験談をお話ししたいと思います。購入当時は20代ですが、もちろん収入も並レベルですし、実家も資産をもっているような裕福な家庭というわけでもありませんでした。

僕のスペックをざっくりご紹介しますね。

僕のスペック(購入当時)

  • ・174/78/20代
  • ・広島県出身、大学時代から上京
  • ・新卒3年目の会社員
  • ・父は自営業、母は定年退職済み
  • ・普通の私立大学を卒業
  • ・IT企業の企画業務に従事
  • ・年収380万円
  • ・家賃7.7万円の賃貸マンションに1人暮らし
  • ・趣味は音楽

このように特筆すべき点はあまりなくて、割と典型的な20代ゲイ・サラリーマンだったと思います。それでもあるとき急に思い立って、東京23区内で2LDK、3300万円のマンションを購入することができました。

まわりから一番よく聞かれるのは「なんで家を買ったの?」という質問です。自分でも20代で購入するとは思っていなかったので驚いていますが(笑)、まずは購入のきっかけからお話しいたします。

マンション購入のきっかけ

単刀直入に言ってしまうと、一番のきっかけは「彼氏」ができたことです。やっぱり恋愛は人を変えるし、行動を起こすパワーやモチベーションになりますよね!

しかし、決して順調な恋愛の延長で「二人暮らしをしよう!」と盛り上がったわけでもありませんでした。僕は恋愛においても、お互いのプライバシーを大切にしたいタイプの人間です。ところが彼氏と付き合い始めたころは二人とも気持ちが高まっていたこともあり、当時自分が住んでいた1K(約8畳)のマンションに彼氏が転がり込むようなかたちで同棲生活がスタートしました。ずっと一緒に居られることはうれしかったのですが、やはり日々のストレスが段々と積み重なっていったのです。

特に自分の場合は音楽が趣味で、部屋の中に防音室(1.5畳くらい・録音のために利用)があったので、余計に狭い窮屈な空間だったんです。寝ても覚めても隣にいる彼氏・・・同棲生活が半年を越えるころには、かなりのストレスを感じるようになっていました。

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↑当時住んでいた賃貸マンション

選択肢に「購入」が入った瞬間

当時住んでいたマンションのポストには、しょっちゅう新築マンションのチラシが入っていました。その多くは4000万円後半~6000万円前半のファミリー向けで、「どう考えても僕の手が届くマンションじゃないな~」と検討することもなく、即ゴミ箱行きです。

そんな折、一枚のマンション広告が目に留まりました。

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・墨田区、70平米、3LDK
・新築3430万円~(月9万円台~)
・今なら100万円キャッシュバック
・来場者には商品券2000円プレゼント!
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正直なところ、最初に目に留まった理由は「商品券」でした(笑)。ただ、当時の家賃が7.7万円で、それを彼氏と折半していたため「10万円以下なら大丈夫じゃね?」という考えが思い浮かんだんです。(※実際には諸経費を含めると10万円を超えてしまいますが・・・)

東京に住んでいると、やっぱり賃貸の家賃って高いんですよね。当時のマンションには4年ほど住んでいたんですが、 ざっくり計算しても4年間で400万円近く払っていることになります。

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7.7万円×48ヶ月+15.4万円(更新料)=385万円
(※他にも家賃保証会社に支払った保証料や、火災保険料、事務手数料なども含めると合計400万円くらいになる。)
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400万円も払っているのに、結局手元には何も残らないのかーと思うと、賃貸ってなんだか馬鹿らしい気もしてきたんです。マンションチラシをきっかけに、こんなことを考えていたら、いつのまにか「購入」という選択肢が僕にとって現実的なものになっていきました・・・。

(つづく)

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◎この記事を書いた人・・・石野大地

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